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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

「なら仏像館」「仏像修理100年」のぞき見 

7月28日、奈良国立博物館の特別鑑賞会(すいません、役得です)に参加した。

企画や陳列などに関わられた研究員の解説を聴きながら鑑賞するという、なんとも贅沢なひとときであった。

しかし、時間に制限があり、結局はちょっとのぞかせていただいたという感じカナ。
もっとゆっくりと観たい、という思いがつのるばかり。

「旧帝国奈良博物館本館」が「なら仏像館」としてスタートするにあたっては、いろいろなご苦労があったという。



なにしろ、重要文化財であるため、釘を使うことができないなど、きびしい制約がある。
そんななか、湯山館長の英断でとにかくやってみようということになったとか。

元からある陳列ケースなどはそのまま利用。
照明には工夫がなされている。
我々の普段の何気ない生活のなかでも、照明のあて方でこんなに変わるのicon46 と感じることがよくあることから想像しても、ずいぶんと試行錯誤を重ねられたのではないだろうか。

ゆったりとした空間に「美しい仏像は美しく、かっこいい仏像はかっこよく」というコンセプト。
でもこのスタイルで決まりということではなく、今後もっといい手法が見つかればそのように変えていくとのお言葉だった(こういう姿勢って、ほんとうにうれしいねface05)。


奈良国立博物館蔵品や寄託されたたものが中心だが、これまで展示される機会のなかった仏像が登場しているのが目を引く。

今回の目玉はなんといっても東大寺法華堂の国宝・脱活乾漆金剛力士像の特別出陳。

これまで法華堂で拝観してきたとはいえ、やはりお堂は薄暗く、ちょっと離れていたせいもあり細部までは目が届かなかったのだが、眼前の迫力には圧倒される。





勝林寺(しょうりんじ)の十一面観音菩薩立像にも目を奪われた。

美しくてなまめかしくて、インドの仏様を思わせるお姿(写真、上列左から2番目)。

この日は時間がなくて、100体以上の仏像のうち5体を鑑賞しただけで終わった。

ああ早く行きたい。


すでに、きちんと鑑賞された方のブログを参考までに。

*ならら*さんの「なら大好き♪」
http://narara3.narasaku.jp/e24962.html

なむさいじょうさんの「ちょっと奈良まで行ってきます」
http://namusaijo.narasaku.jp/e25188.html

奈良倶楽部さん
特別展「仏像修理100年」
なら仏像館

仏像修理は実は和歌山から始まったということを、初めて知った。

明治30年「古社寺保存法」ができ、日本初の文化財指定も行われる。

お話によると、まず修理予算がついたのが、奈良県と和歌山県だったそう。

和歌山県は言われるままに手をつけ、高野山金剛峯寺を皮切りに紀三井寺、歓喜寺などの仏像が新納(にいろ)忠之介によって修理されていった。

奈良は?
なんと何もしないまま予算を流してしまったのだという。

現在の奈良にも通じるところがあるよね…と話す声が聞こえてきた。

今朝、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」が8月10日から始まるというニュースを聞いて、ああそんなこともあったわねえの奈良まで思い出したのだった。

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Posted on 2010/08/02 Mon. 10:41 [edit]

category: 奈良国立博物館

TB: --    CM: 8

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