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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

黒米酒「卑弥呼の里」 

今春から東京で働き始めた娘が、連休ということで奈良へ戻ってきた。

久しぶりの家族団らん、夕刻から始めた食事は深夜に及ぶ。長っ。
話題にも事欠かないが、途中からは阪神タイガースの応援タイム(全員が阪神ファン)ともなり、いやがうえにも盛り上がった。

この娘が生まれたのが、阪神が優勝した(60年)翌年のこと。
ものごころつく頃には、バットを持って「ハンシンしよう」と言っていたのを思い出す^^;

勝利のカンパ~イは、黒米酒「卑弥呼の里」で。

先日の「奈良うるはし」発売レセプションパーティで、西内酒造の蔵元さんにお会いしたとき、黒米酒をつくられたという情報はゲットしていた。

「ささやさんに置いてますか?」とお聞きしたら、
「今はうちの蔵だけ」とおっしゃっていたので、これは蔵まで行かねば、と思っていたのだった。

4月28日に「酒蔵ささや」へ行ったら、なんとこれがあるではないのicon22
「昨日入ったとこですよ」ということなので、ご縁を感じた次第。

高貴に美しい紫色のお酒は、グラスに注ぐと淡いピンク色。

ささやの日本酒アドバイザーさんと、わが夫がいみじくも同じ表現をしたので笑ってしまった。
「紫色の味がする」

口当たりはさわやか、飲んだ後に一瞬、古代の風(野性味と言ったらいいか…)が吹き抜けていったという感じ。

その名も「卑弥呼の里」。

お酒に付いていた説明書きから
黒米の黒紫色はブルーベリーで有名になったアントシアニン系の色素によるもので、目の疲れに効果があると言われています。
また、血管を保護して動脈硬化を予防し、発癌性の抑制に関係する抗酸化作用があると言われています。
その他、タンパク質、ビタミンB1、B2、C、E、鉄、マグネシウム等のミネラルを多く含むために健康に良いとされています。



奈良のお土産としていいかも♪ と思っていたら、ささやのアドバイザーさん、すかさず「赤米酒」も出してくださった。

で、飲み比べをするという幸運に恵まれた。

味わいはかなり違うけれど、どちらもおいしい(ええ加減な感想^^;)。

古代米を使ったお酒は奈良県内では目下、この2つのようだ。
赤米酒「阿騎野物語」芳村酒造(宇陀市大宇陀町)
黒米酒「卑弥呼の里」西内酒造(桜井市)



宴の締めは、甘みで。
娘の東京みやげ。




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Posted on 2010/04/30 Fri. 09:09 [edit]

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30

奈良のお宿の春日さん 

奈良を舞台にした4コマ漫画が発刊されると聞いたときから気になっていた。
写真集、ガイドブックのたぐいは数々あれど、これまで奈良の4コマなんて聞いたことがないもの。

ウガヤゲストハウスさんへ立ち寄ると、「ナラ咲く」でお馴染みのいーぴんさんが出迎えてくれた♪
「くるくるかふぇ」でコーヒーを飲みつつ、しばし、おしゃべり。

『奈良のお宿の春日さん』

主人公は「春日さん」という子鹿。
ウガヤそっくりのゲストハウスを中心に繰り広げられる、ドタバタ、ホノボノ…としたお話。

このゲストハウス、普段は「ヘルパーさん」なる「おかん系男子」が切り盛りしているが、オーナーは実は大仏さんという設定。

みろくちゃん、あしゅらちゃんといった仏像キャラクターも登場する奇想天外な展開ながら違和感なくすっと入り込めるのは、大らかな奈良が舞台のせいかも。もちろん、作者のさえきまなさんの手腕によるところ大にはちがいないけれど。

『奈良のお宿の春日さん』発行にいたるストーリーも、1編のドラマのようだ。

四国88か所の歩き遍路の道中で、いーぴんさんとさえきまなさんは出会う。
その後、いーぴんさんはウガヤゲストハウスを始め、さえきまなさんはイラストレーターの才能を開花させる!
さえきさんがウガヤのチラシなどを作成していたところ、たまたまここに宿泊した「コンペイトウ書房」(実業之日本社)の編集者さんの目にとまる。

という何とも不思議なご縁が結ぶ1冊なのだ。

作者の奈良への愛も感じられる。
背景の寺社や風物などのスケッチも見逃せない。
たとえば、奈良好きにははずせない二月堂からの夕景。



巻末に「春日さんのてくてく奈良ガイドマップ」が付く。


全て手書きという労作はため息モノ。
足でかせいだという情報はもとより、こんなフォントがあってもいいなと思うような文字やイラストも楽しい。

本日4月29日から5月9日まで、啓林堂書店(奈良ビブレB1F)で原画展開催。

奈良ウガヤゲストハウス
http://ugayan.narasaku.jp/e21479.html

奈良旅手帖
http://naratabi.narasaku.jp/e21454.html

コンペイトウ書房


一読してから、あっ、と気づいた。

ゲストハウスのヘルパーさんもオーナーの大仏さんも、もしかしたら、いーぴんさんの分身?
どちらにもよく似ているような…^^;

『奈良のお宿の春日さん』は、ウガヤゲストハウスといーぴんさんをご存じの方がいちばん楽しめるかも。

いーぴんさんをご存じない方は、奈良ウガヤゲストハウスへどうぞ~。
ドミトリー2段ベッド1泊2500円という低料金。和室もある。
(連休中は満室のようですね)

宿泊しなくても、ゲストハウス内のくるくるかふぇでお茶も楽しめますよ。


Posted on 2010/04/29 Thu. 11:57 [edit]

category: こんな宿

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29

興福寺のナラノヤエザクラ 


4月25日、奈良国立博物館の講堂に飾られていた奈良八重桜(ナラノヤエザクラ)の小さなひと枝が今、ワタクシの目の前にある〈写真〉。

ほんとに愛らしくて、見ているだけでこちらも笑顔になる。



4月26日の「いにしえの奈良八重桜、再発見の集い」では、「奈良八重桜の会」(上田トクヱ会長)が昨年、興福寺境内に植樹(移植)したナラノヤエザクラ(DNA鑑定済みの純系種)を観賞。


まだチラホラ咲き始めたばかりだった。

写真は、ナラノヤエザクラの下で、菅沼孝之先生(元奈良女子大学教授、植物学者)の説明を聴く参加者。

「八重桜は一般的に花が重いので下向きに咲くことが多いのですが、ナラノヤエザクラは花が小さいので、360度どの方向にでも咲くのが特徴です」。


ご覧のとおり。
2010年4月26日撮影。










純系種のナラノヤエザクラの植生場所は、世界遺産の石碑が目印。

この奥(南)、石碑に向かって右側、柵で囲まれているものがそれ。


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※ナラノヤエザクラと興福寺
鎌倉時代の仏教説話集『沙石集』(無住著)には次のようなエピソードが載せられている。

平安時代、一条天皇の中宮彰子(上東門院)は、東円堂の前にある「奈良ノ都ノ八重ノ桜」の評判をお聞きになって、この桜を欲しいと別当に所望される。

桜の木を掘り起こし、運びだそうとしたその時、興福寺の僧侶たちが「たとえ皇后の望みであってもこれほどの名桜を他に移してはならない」とホラ貝を吹き鳴らし、荷車を押しとどめた。

ことの次第をお聞きになった皇后は、「奈良法師は無粋だと思っていたけれど、桜を愛でる心は深いのね」と感じ入られる。
そして、伊賀国餘野を花垣の庄と名づけて花の盛りの7日間、花守を遣わすことになった。



東円堂というのは今、県庁東駐車場横にナラノヤエザクラのある、ちょうどそのあたりになるらしい。
〈左の写真は2006年撮影〉









法華寺のほうはもう少し開花が進んでいた。
日当たりのせいか。
駐車場から見えるこの桜がお目当てのナラノヤエザクラ。
こちらもDNA鑑定済みの純系種。


Posted on 2010/04/27 Tue. 22:11 [edit]

category: 奈良八重桜

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27

奈良八重桜と大遣唐使展イベント 

2日続きのイベント「いにしえの奈良八重桜、再発見の集い」(「いにしえの奈良八重桜、再発見の集い」実行委員会〈上田トクヱ委員長〉主催)が、無事滞りなく終了しました。
催しの様子をちょっとだけ紹介します。

4月25日 奈良国立博物館
西山厚先生の講演「はるかに遣唐使を想う」


200人定員オーバーの大盛況。

ユーモアあり涙あり、やさしい語り口の西山節にひきこまれ、遣唐使の身の上に思いをはせたひとときでした。

そうそう、「大遣唐使展」ポスターなどで見かける「命をかけても伝えたかった」というキャッチコピーは西山先生の作ですよ。
実はワタクシひそかに、そうじゃないかなぁと思っていたのです(^_^)v

グローバルシンガー岡美保子さんの「歌で伝える奈良八重桜」史上初の和歌曲 創作公演


奈良博の講堂が、かくも華やかな舞台と化したのは、もしかしたら初めて?


4月26日

興福寺会館→奈良八重桜観賞→国宝館→奈良ロイヤルホテル(昼食)→法華寺→平城宮跡

約120人が参加。バス2台で移動。


まずは、三重塔の奥にある興福寺会館で、森谷英俊興福寺執事長の講話を聴きました。

笑いあり、ええっ!という声が会場に満ちるほどの驚きあり、クイズあり、難しい話も入れながら飽きさせない話術はさすが~でした。お声も風貌も魅力的。





森谷執事長に境内を案内していただきながら国宝館へ。


ロイヤルホテルで昼食。



ご参加の皆様ありがとうございました。
スタッフの皆さん、お疲れさまでした~。

Posted on 2010/04/26 Mon. 21:48 [edit]

category: 奈良八重桜

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26

真田庵のぼたん 

本日、高野山麓の実家から奈良へ戻る時に、「あ、そうそう」とあの「十勇士チップス」を買いに行く。ついでにこれに使われているという「大陽ソース」も入手。

予定の時間よりも早かったので「真田庵(さなだあん)」へ立ち寄ってみると、ぼたんが見頃を迎えていた♪

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大輪のぼたんの花はやはり華やか~。
少しの寒さもものともせずに、晴れやかに楽しそうに咲いていた。

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真田庵は、関ヶ原の戦の後、真田昌幸・幸村父子が隠棲した所で、その後、善名称院(ぜんみょうしょういん)というお寺が建っている。地元では、お寺の名で呼ぶことは少なく「真田庵」で通っている(ですよね、九度山の皆さん)。

城郭を思わせる八棟造(やつむねづくり)の堂々とした本堂。

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真田の旗印・六文銭が刻まれた門。

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ワタクシが毎週のように乗降している南海高野線九度山駅。
「町家の人形めぐり」開催中のこの時期、駅構内にもかわいい人形が飾られていた。

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ローカルなのをいいことに、プラットホームで1人撮影会^^;

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真田祭り」は来る5月4日と5日。
5日には武者行列がある。

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Posted on 2010/04/24 Sat. 21:44 [edit]

category: 高野山麓から

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奈良公園のナラノヤエザクラ 


桜前線が日本列島を駆け抜けてしまうと、浮かれ気分も一段落、人々の視線は初夏の花々へと移っていきます。

そんな晩春に、ナラノヤエザクラは葉陰にそっと花を咲かせます。
つぼみの時は濃いピンク色、花を開くと白っぽくなり、散り際に再び赤みを増していきます。

やや小ぶりの花はとても愛らしく上品で、奈良のイメージにぴったりの花だと思います。




奈良公園に咲く桜の中で、実はナラノヤエザクラがいちばんたくさん植わっているということをご存じでしょうか。
染井吉野  182本
奈良八重桜 815本
奈良九重桜 440本
彼岸桜     35本
山桜     248本
(2006年 奈良公園管理事務所)


これはワタクシも意外でしたが、県花としてのナラノヤエザクラを大事にしていこうという奈良県の姿勢が表れているようですね。ホッ。


荒池園地東側、鷺池の北側斜面、公園管理事務所のあたり、若草山麓、興福寺や東大寺近辺など、4月下旬にゆっくりと奈良公園を散策すれば、あちこちで目に入ることでしょう。

特に、新公会堂から奈良公園管理事務所のほうまで足をのばすと、樹勢のいい立派なナラノヤエザクラが何本もあります。

このあたりが、きっとナラノヤエザクラにとって環境条件がそろっているのだなあと思わせる成長ぶりです。

周りの影響を受けやすいデリケートな性質を持っているため(ワタクシみたい^^;)、種が変化してしまう現象(先祖がえり?)が見られることもあるようです。

「奈良八重桜の会」では、昨年、興福寺、東大寺、法華寺に植樹(移植)しました。
また、折りに触れてゆっくり紹介していきたいと思います。

※写真はすべて、昨年までに撮ったものです。
2010年は、来週あたりから咲き始めると思われます。

Posted on 2010/04/23 Fri. 20:30 [edit]

category: 奈良八重桜

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ナラノヤエザクラ 開花情報 

奈良県花、奈良市花となっている奈良八重桜(ナラノヤエザクラ)は、桜の中でもっとも遅咲きの品種。

え~、ここ10年ほどのワタクシのデータによりますと…
(ってエラソーに言うほどキチンとしてないのですが^^;)、5月12日に咲いているのを見たこともありますが、だんだん開花が早くなっていて、昨年は4月20日にもう5分咲き程度にはなっていました(写真は2009年4月20日、奈良国立博物館のナラノヤエザクラ)。

ところが、今年は寒さの影響なのでしょう、昨日、「大遣唐使展」を見てから、ちょっとウロウロしてみましたが、まだ咲いていません。


県庁東駐車場横のナラノヤエザクラはこのとおり。
ようやくピンク色をのぞかせたばかりという感じです。









転害門の東側にも数本植わっているので、こちらにも立ち寄ってみました。

これから暖かくなると一気に花開くかもしれません。
来週あたりでしょうか。

このあたりの開花情報は奈良倶楽部さんが時に触れて発信されていますので参考に。

奈良地方裁判所の前まで来ると、ここにも美しく咲く桜があります。



なんと「ナラノヤエザクラ」のプレートをつけているではありませんか!(@_@)


う~む、ナラノヤエザクラとはちょっと…。花期もずれていますし。
(写真は道路から撮ったものです。敷地には入っていませんので、念のため)

実は、以前から気になっていたのです。
そして、たまたま3年前のこの時期に植物学者の菅沼孝之先生(元奈良女子大学教授)とご一緒にここを歩いていて、先生のお墨付き(ナラノヤエザクラではない)もいただきましたicon22

もう修正されているものだとばかり思っていたのですが、そのままだったとは(-_-;)

もちろん、この桜はこの桜でとても素敵なのですよ。

ただ、奈良の玄関口で、奈良県花や市花を間違えているというのも…。

Posted on 2010/04/22 Thu. 21:43 [edit]

category: 奈良八重桜

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大遣唐使展へ 

きたる25日に行われるイベント「奈良八重桜と大遣唐使展」で鑑賞できるはずなのですが、一応主催者側の人間なのでそうもゆっくりしてられないだろうなと思い、本日行ってまいりました。

まずどのルートで奈良博へ行こうかなと考えて、やっぱりこの道。

鮮やかに咲き誇る八重桜と深緑が目にまぶしい。

同じ場所から南円堂のほうを見る。



奈良国立博物館


展示室に入るといきなり「史上初!二大観音像、夢の共演」。

日本初公開という観音菩薩像(ペンシルバニア大学博物館蔵)と薬師寺の聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)が並んでいらっしゃるのに圧倒されます。
パンフレットから(像高約2mと1.9m)。


東院堂のほの暗さのなかで拝観してきた憧れの聖観音さまを、失礼なまでにしげしげと細部まで鑑賞させていただくのは初めてのこと。

かすかに笑みをたたえた崇高なお顔立ち、やわらかで堂々としたお姿、身にはりつくような衣の流れの美しさ、ワタクシはもうこれだけで来た甲斐があると思ってしまいました。

後ろ姿にもくぎづけ~。

入室第1歩からこうですから、ね。

http://kentoushi.exh.jp/

Posted on 2010/04/21 Wed. 23:17 [edit]

category: 奈良国立博物館

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21

薬水(くすりみず)大師から薬水門あたり 

今回もまたちょっと前の話。

2月27日(古っ)、JR和歌山線北宇智(きたうち)駅から歩き始めた続きになる^^;
http://kagiroi.narasaku.jp/e19358.html
http://kagiroi.narasaku.jp/e19411.html

近鉄吉野線福神(ふくがみ)駅まで、さらに薬水八幡神社までアップしたところで、それきりになっていた。
その後、薬水駅まではかなり楽しい道中だったので、やはり書き留めておきたい。
このあたりは、吉野郡大淀(おおよど)町。

通り過ごしそうになった薬水大師さん。
小さなお堂の前に、車がどんと停められていたので見過ごしたらしい。

「薬水」という名前の由来になったと言われる。

弘法さんの井戸って、全国にいったい何か所ぐらいあるのだろう。
ワタクシの実家のすぐ近くにもあるicon22

ここからちょっと歩くと、レンガ造りのアーチ橋が見えてくる。
以前、車で通った時にアッと思ったことがあるが、これだったのね。
北から見る。


二連のアーチで、片方は薬水川が流れ、もう一方は道路。
この上を近鉄吉野線が走る。ああ、電車待てばよかったなあ。

1912年(大正元年)に造られたものだとか。
「薬水門」の文字が時代を語っている。

そういえばここに来るまでにも、レンガ造りのアーチを見かけたゾ。


これらは吉野軽便鉄道時代の名残なのだろうか。
また追って調べてみたい。

薬水の集落でみかけた家。右は薬水簡易郵便局face08


薬水レンガ造り拱橋(きょうきょう=アーチ橋)。薬水大師はもう少し(100mほど?)南

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Posted on 2010/04/20 Tue. 23:04 [edit]

category: 鉄道

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史跡 頭塔(ずとう) 

過日、「お水取り」イベント翌日(3月3日)のかぎろひ散策コース最終見学地が、奈良市高畑町にある「国指定史跡 頭塔」だった。

案内役の田中龍センセは、前日のお水取りイベントと少しでも連動するようにと、修二会の創始者、実忠和尚(じっちゅうかしょう)が造ったとされる頭塔を散策の終わりに組み入れたのだ。






上空から(パンフレットより。写真上部が南)。


昭和61年から12年間9次にわたる奈良文化財研究所による発掘調査の結果、次のことがわかったという(パンフレットから)。
●頭塔は一辺32mの石積基壇上に7段の階段状石積が築かれ、全体の高さは約10m
●奇数段には、石積上に瓦葺屋根が施され、側面には仏龕が穿たれ石仏が配置されていた


東から見る。


東面図(クリックで大)


主な石仏の図像(パンフレットから)
①上方に宝相華の天蓋があり、下方に供養菩薩を配した如来三尊仏を刻むもの。
②楼閣を背にして三尊仏を配し、菩薩・比丘を加えた3ないし5体の群像を表すもの。
③如来坐像1体の周囲に小仏を多数配置したもの。


東面の如来三尊像(浮彫如来及両脇侍二侍者像)


北面の如来三尊像


北面西の浮彫如来及一侍者像


復元整備によりデッキ式見学路や解説板が設けられている。
しかし、実際に拝観できる石仏は一段目だけで、上段は残念ながら無理。

以下は説明板からの写真。


浮彫如来坐像


浮彫二如来及六侍者像


浮彫如来及両脇侍二侍者像


浮彫如来坐像



※頭塔については下記も参照ください。
きっすいの奈良人

「日々ほぼ好日」

説明板(クリックで大)


※史跡 頭塔
奈良市高畑町921番地
近鉄奈良駅の南東約1.7km

奈良市内循環バスで「破石町(わりいしちょう)」バス停西すぐ

見学時間9時~17時
300円
見学希望者は現地管理人(仲村表具店TEL0742-26-3171)へ。

特別公開期間は予約なしで見学できる。
2010年4月24日~5月9日
2010年10月9日~11月7日


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Posted on 2010/04/19 Mon. 23:26 [edit]

category: 奈良市

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