かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
JR北宇智駅からハイキング
ハイキングなどとタイトルをつけてしまったが、実はそのつもりではなかった。
実家からの帰り、JR和歌山線北宇智駅近くで所用を済ませた後、その気になった。
吉野口駅あたりはJRと近鉄線が並行に走ってるんだもの、そんなに遠いわけないよね、よっしゃぁ、近鉄の駅まで歩いてみようっと、と気まぐれ心を起こしたのがことの真相。
だがこれは間違いだった。
というのも、すぐに工業団地に入り込んでしまい、味気ない道をてくてく。
それでも、工業団地を抜ける頃には、のどかな山里の風景が目に入ってきた。
思わず立ち止まった光景。
このケヤキの木のなんというすっくとした端正さ!
その下には梅林が広がる。
近くで作業をしていたおじさんにことわって、木の下まで行かせてもらう。
おじさんはあたりまえの風景に何をそんなにカンドーしているのか、という様子で、それよりも「4月になって梨の花が咲いたらきれいやで」と教えてくれた。
山の中で人知れず咲く梅の花たち。

途中、道を尋ねると、いちばん近いのは福神駅とのことだったが「遠いでぇ」と驚かれたので、覚悟していたら、意外に早く駅に着いた。
工業団地の中が長かったという印象。
福神駅前からのぞむ金剛山と葛城山の鞍部。

少しはいい景色に出合えたとはいえ、満たされない思いのワタクシ、福神駅で電車に乗る気にならず、さらに薬水駅か吉野口駅まで歩こうと思う。
これが正解!
この後はなかなか楽しいハイキングとなった。
(コメントいただいて付記)
※JR和歌山線北宇智駅から東へ、近鉄福神駅までは約5㎞の行程。
その半分以上が、工業団地内を通ることになるので、お勧めできません。
福神駅までの道は全行程、山を開拓してできた感のある新しさ。
古い集落なども見あたらず、風情に乏しい。
福神駅から薬水駅まで約2㎞、薬水駅から吉野口駅も約2㎞。
これは集落を抜ける味わい深い道でした。
地図
http://blog.narasaku.jp/index_map.php?x=135.72672843933105&y=34.37751659769006&z=14&blog_id=
次回につづく。
実家からの帰り、JR和歌山線北宇智駅近くで所用を済ませた後、その気になった。
吉野口駅あたりはJRと近鉄線が並行に走ってるんだもの、そんなに遠いわけないよね、よっしゃぁ、近鉄の駅まで歩いてみようっと、と気まぐれ心を起こしたのがことの真相。
だがこれは間違いだった。
というのも、すぐに工業団地に入り込んでしまい、味気ない道をてくてく。

思わず立ち止まった光景。
このケヤキの木のなんというすっくとした端正さ!
その下には梅林が広がる。
近くで作業をしていたおじさんにことわって、木の下まで行かせてもらう。
おじさんはあたりまえの風景に何をそんなにカンドーしているのか、という様子で、それよりも「4月になって梨の花が咲いたらきれいやで」と教えてくれた。
山の中で人知れず咲く梅の花たち。

途中、道を尋ねると、いちばん近いのは福神駅とのことだったが「遠いでぇ」と驚かれたので、覚悟していたら、意外に早く駅に着いた。
工業団地の中が長かったという印象。
福神駅前からのぞむ金剛山と葛城山の鞍部。

少しはいい景色に出合えたとはいえ、満たされない思いのワタクシ、福神駅で電車に乗る気にならず、さらに薬水駅か吉野口駅まで歩こうと思う。
これが正解!
この後はなかなか楽しいハイキングとなった。
(コメントいただいて付記)
※JR和歌山線北宇智駅から東へ、近鉄福神駅までは約5㎞の行程。
その半分以上が、工業団地内を通ることになるので、お勧めできません。
福神駅までの道は全行程、山を開拓してできた感のある新しさ。
古い集落なども見あたらず、風情に乏しい。
福神駅から薬水駅まで約2㎞、薬水駅から吉野口駅も約2㎞。
これは集落を抜ける味わい深い道でした。
地図
http://blog.narasaku.jp/index_map.php?x=135.72672843933105&y=34.37751659769006&z=14&blog_id=
次回につづく。
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27
宇奈多理坐高御魂神社
2月20日(土)、平城宮跡東院地区西北部の発掘調査現地説明会に行き、途中で抜け出して連凧を楽しんだ後、久しぶりに東院庭園に入り、その後、宇奈多理坐高御魂(うなたりにいますたかみむすび)神社へお参りしてきた。

だだだ~~~っと広い平城宮跡の東の端で、こんもりとしたこの神社の森は、いつも神秘的だ。

東院庭園だって、この森があるからこそ絵になる(と思う)。
宇奈多理坐高御魂神社。
なが~い名前。
おっ、あそこのあの神社の名前と比べたらどうだろう。


飛鳥川上坐宇須多岐比賣命神社
宇奈多理坐高御魂神社
4字も違うか…^^;
まあ、飛鳥川上坐宇須多岐比賣命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみこと)神社は、神社の名前としては日本一長い(真偽のほどは定かならず)らしいから、2番手ぐらいにはつけるのでは?
宇奈多理坐高御魂神社の鳥居

失礼して、本殿(室町時代、国の重要文化財)を西から、東から


『日本書紀』に、持統天皇6年(692)、新羅の調(みつき)を五の社(いつつのやしろ)に奉ったという記述がある。五社とは、伊勢、住吉、紀伊、大倭、莵名足。
莵名足がこの宇奈多理坐高御魂神社らしい。
※宇奈多理坐高御魂神社
奈良市法華寺町
御祭神は三座
高御魂尊(たかみむすびのみこと) 中座
天太玉命(あめのふとたまのみこと) 東座
思兼命(おもいかねのみこと) 西座
境内社に、天孫降臨に随従された神々をまつる。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
手力男命(たぢからをのみこと)
大宮媛命(おおみやひめのみこと)
豊岩窓命(とよいわまどのみこと)
以上、境内の説明板から

だだだ~~~っと広い平城宮跡の東の端で、こんもりとしたこの神社の森は、いつも神秘的だ。

東院庭園だって、この森があるからこそ絵になる(と思う)。
宇奈多理坐高御魂神社。
なが~い名前。
おっ、あそこのあの神社の名前と比べたらどうだろう。


飛鳥川上坐宇須多岐比賣命神社
宇奈多理坐高御魂神社
4字も違うか…^^;
まあ、飛鳥川上坐宇須多岐比賣命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみこと)神社は、神社の名前としては日本一長い(真偽のほどは定かならず)らしいから、2番手ぐらいにはつけるのでは?
宇奈多理坐高御魂神社の鳥居

失礼して、本殿(室町時代、国の重要文化財)を西から、東から


『日本書紀』に、持統天皇6年(692)、新羅の調(みつき)を五の社(いつつのやしろ)に奉ったという記述がある。五社とは、伊勢、住吉、紀伊、大倭、莵名足。
莵名足がこの宇奈多理坐高御魂神社らしい。
※宇奈多理坐高御魂神社
奈良市法華寺町
御祭神は三座
高御魂尊(たかみむすびのみこと) 中座
天太玉命(あめのふとたまのみこと) 東座
思兼命(おもいかねのみこと) 西座
境内社に、天孫降臨に随従された神々をまつる。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
手力男命(たぢからをのみこと)
大宮媛命(おおみやひめのみこと)
豊岩窓命(とよいわまどのみこと)
以上、境内の説明板から
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26
平城宮跡で連凧
2月20日(土)に行われた平城宮跡東院地区西北部の発掘調査現地説明会は、遺構が重なり合う複雑さもあってか、まずテントの中で講義風の解説を受けた後、現場で再び説明を聞くという丁寧さだった。
奈文研が近いせいもあるのだろうか、発掘現場には5~6人ものスタッフが入り、遺構ごとにわかりやすく説明してくれたのはとてもありがたかった。
今まで何度も現説には行ったけれども、このような二重の説明会は初めてだった。


それなのに、ワタクシときたら、途中から視界をチラチラよぎる不思議な物体が気になってしかたがない。
誓って言うが、かなり真面目におもしろく聞いていた、と思う。
だが、ついにワタクシは現説会場を抜け出してしまった。
熱心な雰囲気のなか、1人会場を後にするのは少し勇気が要ったが、不思議な物見たさの誘惑には勝てなかったのだ。
ワタクシが抜け出した時、説明会はこのとおり。

まだまだ熱い雰囲気。
ワタクシが気になっていたのはこれ。

近づいてみると。

連凧(れんだこ)。まぢかで見るのは初めて♪
次々と相似形の凧を揚げていかれるおじさんに聞くと、全部で50個あるとのこと。
凧の形も絵も自分でデザインして描いているという。
昨年は、曽爾高原で連凧の大会があったとか。
興味深げに見ていると、「ちょっと持ってみるか」。
「え、いいんですかっ、大丈夫ですかっ」と言いながらも興味津々のワタクシ。
「素手ではあかん。手が切れるぞ。手袋持ってるか」
おお、この日ワタクシは自転車用の分厚い手袋を持っていた!
おそるおそる緊張しつつも、糸を持たせてもらう。
うわっ、凧と一緒に飛んで行きそうっ、たすけて~


平城宮跡のひろ~い空の上で泳ぐ凧さんたちを見ていると、何とも爽快。
揚げてらっしゃるおじさんたちも素敵。
この連凧の名手は、「ダイコクさん」と呼ばれその道では全国的に有名な中村さんだと教えてもらった。生駒市在住の方らしい。

わぁ、すご~い、きれ~い、と感動していたワタクシ。
今、写真で見ると、このとき現地説明会はまだ続いていたようで^^;
奈文研が近いせいもあるのだろうか、発掘現場には5~6人ものスタッフが入り、遺構ごとにわかりやすく説明してくれたのはとてもありがたかった。
今まで何度も現説には行ったけれども、このような二重の説明会は初めてだった。


それなのに、ワタクシときたら、途中から視界をチラチラよぎる不思議な物体が気になってしかたがない。
誓って言うが、かなり真面目におもしろく聞いていた、と思う。
だが、ついにワタクシは現説会場を抜け出してしまった。
熱心な雰囲気のなか、1人会場を後にするのは少し勇気が要ったが、不思議な物見たさの誘惑には勝てなかったのだ。
ワタクシが抜け出した時、説明会はこのとおり。

まだまだ熱い雰囲気。
ワタクシが気になっていたのはこれ。

近づいてみると。

連凧(れんだこ)。まぢかで見るのは初めて♪
次々と相似形の凧を揚げていかれるおじさんに聞くと、全部で50個あるとのこと。
凧の形も絵も自分でデザインして描いているという。
昨年は、曽爾高原で連凧の大会があったとか。
興味深げに見ていると、「ちょっと持ってみるか」。
「え、いいんですかっ、大丈夫ですかっ」と言いながらも興味津々のワタクシ。
「素手ではあかん。手が切れるぞ。手袋持ってるか」
おお、この日ワタクシは自転車用の分厚い手袋を持っていた!
おそるおそる緊張しつつも、糸を持たせてもらう。
うわっ、凧と一緒に飛んで行きそうっ、たすけて~



平城宮跡のひろ~い空の上で泳ぐ凧さんたちを見ていると、何とも爽快。
揚げてらっしゃるおじさんたちも素敵。
この連凧の名手は、「ダイコクさん」と呼ばれその道では全国的に有名な中村さんだと教えてもらった。生駒市在住の方らしい。

わぁ、すご~い、きれ~い、と感動していたワタクシ。
今、写真で見ると、このとき現地説明会はまだ続いていたようで^^;
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25
北陸路へ
仕事で関わりのある団体さんにお誘いいただき、「豪華旅館加賀屋に泊まる 旬の食材を味わう1泊2日の旅」へ参加した。
もっぱら「青春18きっぷ」を愛好するワタクシ、おそらく一生することがない(できない)と思われる贅沢な旅行を満喫してきた次第。
22日(月)早朝、奈良を出発→山代温泉ホテル百万石(石川県加賀市)で昼食→和倉温泉加賀屋(石川県七尾市)で宿泊
23日(火)兼六園(石川県金沢市)観光→ANAクラウンプラザホテル金沢で昼食→日本海さかな街(福井県敦賀市)→名阪上野ドライブインで夕食→20時頃奈良帰着
雪景色の福井県あたり

波打ち際をひた走る「千里浜なぎさドライブウェイ」(石川県羽咋市)

兼六園。右はヤマトタケルの像


宿泊した加賀屋。
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」30年連続総合日本一とか。
お部屋もお料理もさすがの感。
料理は撮りきれず(^^;)
皆様お疲れさまでした~。
ありがとうございました。
もっぱら「青春18きっぷ」を愛好するワタクシ、おそらく一生することがない(できない)と思われる贅沢な旅行を満喫してきた次第。
22日(月)早朝、奈良を出発→山代温泉ホテル百万石(石川県加賀市)で昼食→和倉温泉加賀屋(石川県七尾市)で宿泊
23日(火)兼六園(石川県金沢市)観光→ANAクラウンプラザホテル金沢で昼食→日本海さかな街(福井県敦賀市)→名阪上野ドライブインで夕食→20時頃奈良帰着
雪景色の福井県あたり

波打ち際をひた走る「千里浜なぎさドライブウェイ」(石川県羽咋市)

兼六園。右はヤマトタケルの像


宿泊した加賀屋。
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」30年連続総合日本一とか。
お部屋もお料理もさすがの感。
料理は撮りきれず(^^;)
皆様お疲れさまでした~。
ありがとうございました。
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24
佐保川のシラサギ
昨日、佐保川沿いを歩いていて、2種類のシラサギと出会った。
やあやあ、ひさしぶりぃ



チュウサギ(左)とコサギ、だろうと思う(コサギはかなりアップ)。
いつも思うのだが、白い身体、細くて黒い足、しなやかな首、黄色のアクセント(チュウサギはくちばし、コサギは足先)、おしゃれだねえ。
“チュウサギ”は、環境省のレッドデータブックによると、準絶滅危惧種に指定されている!
http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
コサギは置物のようにじっとしていたが、チュウサギはなかなか活発。
川の中から岸へ。

おっ、何かみつけた?
と思う間もなく、いきなり首をなが~く伸ばしてくちばしを川へ。
その速さといったら!
シャッターを押す間もない^^;
魚ゲットしたかどうかも、わからず。
もしかしたら、失敗ということもある?
この時たぶんワタクシの視線を意識した、と思う。
ツツっと少し歩いたかと思うと、にわかに飛び立っていった。


低空飛行、カッコイイ。

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20
佐保川 早春
来週は遠出をする予定もあるので、少し焦りも感じながらしていた仕事が、意外に早く終わった
で、久しぶりにゆっくりと佐保川沿いを散策することに。
発見がいくつもあった。
まずいちばん驚いたのが、河津桜がほころびかけていたこと!
この桜はいち早く咲くことは知っていたけれど、例年こんなに早かったっけ…。

川沿いの紅梅、白梅が見頃。


マンサク(ですよね)。

ジンチョウゲのつぼみもこのとおり。

今日は、二十四節気の1つ、「雨水」とか。
まさに、水ぬるむ頃。
春はもうそこまで…。

で、久しぶりにゆっくりと佐保川沿いを散策することに。
発見がいくつもあった。
まずいちばん驚いたのが、河津桜がほころびかけていたこと!
この桜はいち早く咲くことは知っていたけれど、例年こんなに早かったっけ…。

川沿いの紅梅、白梅が見頃。


マンサク(ですよね)。

ジンチョウゲのつぼみもこのとおり。

今日は、二十四節気の1つ、「雨水」とか。
まさに、水ぬるむ頃。
春はもうそこまで…。
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19
「酒蔵ささや」は まちのサロン
京都で伏見のお酒に酔いしれた翌日、奈良酒たちに申し開きしてこなくちゃと、奈良県酒造組合が運営する「酒蔵ささや」へ。
http://kagiroi.narasaku.jp/e16827.html
って、本気にしたのはダーレ?
まさかいくらなんでもそんな酒飲みじゃあありませんわよ。
(でも、ささやへ行ったのはホント^^;)
実はこの日、ささやでデートすることが以前から決まっていたのだ。
お相手は、ナラ咲くブロガー「日々彩々」でお馴染みのemirinさん♪
http://emirin.narasaku.jp/

先日、emirinさんから、ささやに入るのはちょっと勇気がいるかも、いつかきっと、というようなコメントを頂戴したので、
「よかったら一緒にいかがですか」と声をかけたところ、めでたく約束があい整ったという次第。
でもほんとに不思議。
初対面とは思えない親近感。もうすぐにわかったし。
話題にも事欠かないし。
ささやでは、「本日のお試しブラインドセット」を。
3種類はそれぞれ持ち味の違うお酒だった。
飲んだ後、銘柄を教えてもらえて、ほおっ。


その前からカウンターの奥で飲んでいた人、入ってくる人、みんながいつのまにか、同じ話の輪の中にいる。
気軽な試飲、狭いカウンター、日本酒アドバイザーさんのお人柄などが、温かい雰囲気をつくり出すのだろう。
それとやっぱり、お酒のもつ力と言おうか。
たまたまここでいらっしゃった人がemirinさんのご主人とお知り合いということもわかり、みんなビックリ!
世間は狭いわ、ほんまに。
「酒蔵ささや」は今や、まちのサロンとなりつつあると実感した。
観光客の方も、奈良へ来られたらぜひこちらへ、足をお運びください。
奈良の人情に触れることができるはず。
翌日、1通のメールが届いた。
昨日は貴方達にお会いできてとても愉快でした。
今度、ささやに行かれる時には是非ご連絡下さい。また楽しいお酒とお喋りの時間をエンジョイしましょう。
もちろんワタクシもお返事した。
は~い、またいつでも行きたいデス。
こちらこそ、ご連絡いただけましたら、時間の許す限り参上したいと存じます。
というわけで、とても楽しいひとときを過ごすことができたのだった♪
emirinさん、ありがとうございました~。
http://kagiroi.narasaku.jp/e16827.html
って、本気にしたのはダーレ?
まさかいくらなんでもそんな酒飲みじゃあありませんわよ。
(でも、ささやへ行ったのはホント^^;)
実はこの日、ささやでデートすることが以前から決まっていたのだ。
お相手は、ナラ咲くブロガー「日々彩々」でお馴染みのemirinさん♪
http://emirin.narasaku.jp/

先日、emirinさんから、ささやに入るのはちょっと勇気がいるかも、いつかきっと、というようなコメントを頂戴したので、
「よかったら一緒にいかがですか」と声をかけたところ、めでたく約束があい整ったという次第。
でもほんとに不思議。
初対面とは思えない親近感。もうすぐにわかったし。
話題にも事欠かないし。
ささやでは、「本日のお試しブラインドセット」を。
3種類はそれぞれ持ち味の違うお酒だった。
飲んだ後、銘柄を教えてもらえて、ほおっ。


その前からカウンターの奥で飲んでいた人、入ってくる人、みんながいつのまにか、同じ話の輪の中にいる。
気軽な試飲、狭いカウンター、日本酒アドバイザーさんのお人柄などが、温かい雰囲気をつくり出すのだろう。
それとやっぱり、お酒のもつ力と言おうか。
たまたまここでいらっしゃった人がemirinさんのご主人とお知り合いということもわかり、みんなビックリ!
世間は狭いわ、ほんまに。
「酒蔵ささや」は今や、まちのサロンとなりつつあると実感した。
観光客の方も、奈良へ来られたらぜひこちらへ、足をお運びください。
奈良の人情に触れることができるはず。
翌日、1通のメールが届いた。
昨日は貴方達にお会いできてとても愉快でした。
今度、ささやに行かれる時には是非ご連絡下さい。また楽しいお酒とお喋りの時間をエンジョイしましょう。
もちろんワタクシもお返事した。
は~い、またいつでも行きたいデス。
こちらこそ、ご連絡いただけましたら、時間の許す限り参上したいと存じます。
というわけで、とても楽しいひとときを過ごすことができたのだった♪
emirinさん、ありがとうございました~。
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18
東儀秀樹と伏見の酒

おそらく、自分では絶対買わない(買えない)チケットの、ふってわいたようなプレゼント♪
2月15日、東儀秀樹のコンサートとお食事、伏見の新酒を味わうという、なんとも贅沢なひとときを過ごした。
会場は、ホテルグランヴィア京都。
奈良びいき、奈良酒ファンとしては、ちょっと気が引けるとはいえ、せっかくの機会につき、堪能してきた。
まずは、東儀秀樹のステージにうっとり。

笙(しょう)と篳篥(ひちりき)を主に、ピアノの演奏などもあり、ジャズからクラシック、オリジナル曲まで実に幅広い内容。
トークも非常におもしろかった。
その後のお食事は、「京の菜々」と珍味、伏見の新酒。


あまり写真を撮る余裕がなくて^^;
右は、デザートの酒粕アイスと日本酒シャーベット。
ごちそうさまっ。
TB: -- CM: 4
17
市民映画館 シネ・ヌーヴォ
大阪市西区九条に「シネ・ヌーヴォ」という映画館がある。
市民が株主となってできたというユニークな映画館だ。
2月13日、高野山麓からの帰り、映画を観に行ってきた。

実は昨年3月、「なら国際映画祭プレイベント」に、シネ・ヌーヴォの取締役をしているEさんをお誘いしたら、そのお礼にと(参加無料だったのだが^^;)、シネ・ヌーヴォのチケットを5枚もいただいていたのだ。
それがなかなか行く機会がなくて(ちょっと忘れていたかも)、先日取り出してみたら、有効期限が今月末まで。おいおい、気づくの遅すぎるゾ。
あわてて共通の友人であるぴいちゃんやNさんに連絡したものの、
2人とも2月はとても忙しくて無理、と見事にふられたので、1人で行くことに。
難波駅からいつもとは逆向きに乗るのも何やら楽し♪
ウキウキと駅に降り立ってみると、うん? こんなとこやったっけ? ここはどこ?
それでもしばらくウロウロして、おっかっしいなあ。
やっと魚屋のお兄さんに尋ねてみると「このへんに映画館なんてないでえ」。
映画のチケットを見せると「ここは此花区西九条、映画館は西区九条や」。
ひえぇ。
どうやら、九条と西九条を間違えたらしい。
一駅やわ、歩こかな、と思ったこちらの気持ちを見事に察したお兄さん
「あんな、一駅ゆうても、九条はあの川の向こうの町や。歩いたら遠いで。電車でもどったらええ」。
なるほど、西区九条と西九条、めちゃ似てるやん、と笑いをこらえながら一駅戻る。
一駅とはいえ、住所が似ているとはいえ、まちなみの趣ががらりと違う、覚えのある九条駅に降りてホッ。
以上、相変わらずのそそっかしさ全開の巻^^;
さて、映画のほうは、2階にある「シネ・ヌーヴォX」で。
20~30席ほどの、こじんまりとしたミニミニシアターという感じ。
常連の映画好きが集まったという雰囲気が漂っており、たまたまここへ来たワタクシは少々後ろめたい。
鑑賞した映画は『イエローキッド』
真理子哲也監督の作品。
1981年生まれの期待される新人監督とか。
久しぶりに若いエネルギッシュな映画を観たような気がした。
ボクサーをめざす青年が主人公。
漫画家の描く作品と現実が交錯する、不思議なパワーの感じられる物語。
おばさんには少々キツイ場面もあったが、ストーリーも演出もおもしろいと素人ながら感じた。若さばかりが走っているという感じでもなかったなあ。
チラシには「まだ28歳の若さで、本作が長編映画デビューというのが信じられないほどに、成熟した印象を与える。」とあった。
『イエローキッド』はシネ・ヌーヴォXで2月26日まで上映。
残りのチケット4枚は、映画を観た帰りバッタリ出会った映画好きの知人に2枚さし上げて喜ばれ、娘にも2枚ほしいと言われ郵送。カンペキッ
Eさん、ありがとう。
ぴいちゃん、Nさん、連絡遅れてごめんね。
今度また一緒に観に行きましょう。
※シネ・ヌーヴォ
大阪市西区九条1-20-24
TEL06-6582-1416
http://www.cinenouveau.com/
3月には大阪で映画ファンのための催しがある。
●大阪シネマフェスティバル2010
3月6日(土)・7日(日)
会場: 大阪歴史博物館4階講堂(谷町4丁目)
http://www.ccosaka.org/ocf/index.html

●大阪アジアン映画祭
3月10日(水)~3月14日(日)
会場: ABCホール(福島・ほたるまち)
http://www.oaff.jp/
市民が株主となってできたというユニークな映画館だ。
2月13日、高野山麓からの帰り、映画を観に行ってきた。

実は昨年3月、「なら国際映画祭プレイベント」に、シネ・ヌーヴォの取締役をしているEさんをお誘いしたら、そのお礼にと(参加無料だったのだが^^;)、シネ・ヌーヴォのチケットを5枚もいただいていたのだ。
それがなかなか行く機会がなくて(ちょっと忘れていたかも)、先日取り出してみたら、有効期限が今月末まで。おいおい、気づくの遅すぎるゾ。
あわてて共通の友人であるぴいちゃんやNさんに連絡したものの、
2人とも2月はとても忙しくて無理、と見事にふられたので、1人で行くことに。
難波駅からいつもとは逆向きに乗るのも何やら楽し♪
ウキウキと駅に降り立ってみると、うん? こんなとこやったっけ? ここはどこ?
それでもしばらくウロウロして、おっかっしいなあ。
やっと魚屋のお兄さんに尋ねてみると「このへんに映画館なんてないでえ」。
映画のチケットを見せると「ここは此花区西九条、映画館は西区九条や」。
ひえぇ。
どうやら、九条と西九条を間違えたらしい。
一駅やわ、歩こかな、と思ったこちらの気持ちを見事に察したお兄さん
「あんな、一駅ゆうても、九条はあの川の向こうの町や。歩いたら遠いで。電車でもどったらええ」。
なるほど、西区九条と西九条、めちゃ似てるやん、と笑いをこらえながら一駅戻る。
一駅とはいえ、住所が似ているとはいえ、まちなみの趣ががらりと違う、覚えのある九条駅に降りてホッ。
以上、相変わらずのそそっかしさ全開の巻^^;
さて、映画のほうは、2階にある「シネ・ヌーヴォX」で。
20~30席ほどの、こじんまりとしたミニミニシアターという感じ。
常連の映画好きが集まったという雰囲気が漂っており、たまたまここへ来たワタクシは少々後ろめたい。

真理子哲也監督の作品。
1981年生まれの期待される新人監督とか。
久しぶりに若いエネルギッシュな映画を観たような気がした。
ボクサーをめざす青年が主人公。
漫画家の描く作品と現実が交錯する、不思議なパワーの感じられる物語。
おばさんには少々キツイ場面もあったが、ストーリーも演出もおもしろいと素人ながら感じた。若さばかりが走っているという感じでもなかったなあ。
チラシには「まだ28歳の若さで、本作が長編映画デビューというのが信じられないほどに、成熟した印象を与える。」とあった。
『イエローキッド』はシネ・ヌーヴォXで2月26日まで上映。
残りのチケット4枚は、映画を観た帰りバッタリ出会った映画好きの知人に2枚さし上げて喜ばれ、娘にも2枚ほしいと言われ郵送。カンペキッ

Eさん、ありがとう。
ぴいちゃん、Nさん、連絡遅れてごめんね。
今度また一緒に観に行きましょう。
※シネ・ヌーヴォ
大阪市西区九条1-20-24
TEL06-6582-1416
http://www.cinenouveau.com/
3月には大阪で映画ファンのための催しがある。
●大阪シネマフェスティバル2010
3月6日(土)・7日(日)
会場: 大阪歴史博物館4階講堂(谷町4丁目)
http://www.ccosaka.org/ocf/index.html

●大阪アジアン映画祭
3月10日(水)~3月14日(日)
会場: ABCホール(福島・ほたるまち)
http://www.oaff.jp/
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16
奈良で寺院料理を食す

実家にあった『文藝春秋』3月号を繰っていると、グラビアで「遷都1300年 奈良で寺院料理を食す」という記事が目に入り、おおっ!
奈良が登場すると、やはり何だかうれしい。
採り上げられていたのは、次の5か所。

奈良市奈良公園浅茅ヶ原
TEL0742-22-2917

大和郡山市小泉町
0743-53-3004
http://www1.kcn.ne.jp/~jikoin/

葛城市當麻町
TEL0745-48-2649
http://www.hotpepper.jp/strJ000110764/

生駒市上町
TEL0743-78-2468
http://www1.kcn.ne.jp/~yakusiin/otoki.html

生駒郡平群町信貴山
TEL0745-72-2881
http://www5.ocn.ne.jp/~gyokuzou/shokuji.htm
歴史を感じさせるお寺でゆっくりとお料理を味わうのは、奈良の魅力を満喫する1つであろうと思う。
以前、長弓寺円生院さんで精進料理をいただいたことがあるが、想像以上に豪華で華やかなものだった。
雑誌に採り上げられているほかにも多くのお寺でいただけるので、機会がありましたらぜひどうぞ。
雑誌から、長弓寺薬師院のお斎(精進料理)たけゆみコース


『文藝春秋』2010年3月号
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