かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
せんとくん、まんとくんと大宿所詣

奈良のお祭りの最後をしめくくる伝統の「春日若宮おん祭」が12月15日~18日に行われる。
15日、お祭本番に先がけて、地元商店街の奉仕による「大宿所詣(おおしゅくしょもうで)」の行列がまちを練り歩いた。
行列は、時代装束を身につけた人たち、おん祭に奉仕する郷の神子(ごうのみこ)、八島神子、奈良神子など。JR奈良駅を出発、三条通り~東向~東向北~花芝~鍋屋町~(Uターン)東向北~小西通り~もちいどの~大宿所へ。
今回は、せんとくん、まんとくんの参加もあり、注目度も高かったようだ。

こんな派手なハッピを着て。
三条通りを歩く行列。

一行は最後に、もちいどのの大宿所で、御湯立(みゆたて)のお祓いを受けた。
巫女が笹の葉でお湯を降り注いでお祓いをする。
また、巫女さんが腰に巻いている藁(“サンバイコ”と言う)は安産に御利益があるそう。

椿井(つばい)小学校の子どもたちによる歌の奉納。

♪せんじょいこ まんじょいこ まんじょの道には何がある 尾のない鳥と 尾のある鳥と♪ と歌う。
大宿所で。懸鳥。鯛、鮭、雉などが吊り下げられている。
昔は大名がお供えしたとか。

おん祭りで使われる装束や武具などの展示もある。


おん祭りの詳しい案内は春日大社のホームページへ。
http://www.kasugataisha.or.jp/onmatsuri/o_index.html
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