かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
正倉院に伝わる薬のお話
「正倉院展」開幕を前に、奈良国立博物館で下記の講演会が開かれます。
「正倉院展」の招待券、ポスター、お香セットが当たる抽選会もあります。
◆ 正倉院に伝わる薬が語る-
天平時代、人々が求めた健康な暮らし-
◆日時 2009年10月17日(土)14時開演(13時30分開場)
◆講師 米田 該典 氏[大阪大学大学院医学研究科 薬学博士]
◆定員 200名
◆料金 前売券 2、000円 当日2、300円
※前売券が完売した場合、当日券の販売はありません。
◆会場 奈良国立博物館 講堂
◆主催 奈良国立博物館
◆チケット予約受付・お問い合わせ
電話
0742-22-4450(奈良国立博物館 総務課 企画推進係)
※月~金(祝日を除く)の9時~17時
正倉院には、天平時代に使われた数多くの薬が納められ、当時の医薬を物語る貴重な資料として、現在に伝えられています。
今回のまほろば講座では、正倉院宝物調査でご尽力された米田該典薬学博士を講師としてお招きして、正倉院に納められた薬の解説のほか、当時の人々が求めた健康な暮らしについて、皆様にわかりやすくお話しいただきます。
http://www.narahaku.go.jp/events/?action=detail&code=15
webからの申し込みもできます。
……………
薬のお話をされるのだから、もしかしたら今年は「種々薬帳」が出陳されるのだろうか、と奈良国立博物館のHPを確認してみたところ、そうでもないようだ。
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2009toku/shosoin/shosoin_index.html
聖武天皇が亡くなられて49日目にあたる天平勝宝八歳(756)六月二十一日、光明皇后は先帝遺愛の品々を大仏様に献納された。
同じ日に、60種の薬物も献じられている。
その目録が「種々薬帳」で、このうち40種の現物が正倉院に現存するという。

昨年の60回記念に、博物館が発行した『正倉院展 六十回のあゆみ』を繰ってみると、第4回の昭和25年のところに出ていた。
写真はそこからのもの。
この年の入場者は4万941人とのこと。
昨年は確か26万人以上。この数字の差が語るものは…。ううむ。
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