かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
ブログ「ひとり同人誌」更新
長らく放ったらかしにしていた、というかすっかり忘れていた、センセのブログ「ひとり同人誌」。
このほど、ブログサービスココログから「あなたのブログがまもなく更新できなくなります」という警告メールが届き
あなたのブログが11ヶ月間更新されていません。
1年間未更新のブログについては、記事の追加や編集ができなくなります。
対象ブログ http://gyuukotsu.cocolog-nifty.com/tatsuo/
実施予定日 2022年7月16日
まあ、本人が管理していないところに問題ありよね。
本人は見たこともないって、どうよ(笑)
やめてもええかとも思うのだけど、せっかく開設したものやし、たとえ1年に1回の更新でも続けていこうかなと。
果たして読んでくれている人がいるのかどうかも疑問ではあるが。
よろしければ⇒★
そんなとき、センセからメール。

えっ、ワタクシが随筆に感想を書いてないのを怒ってる?
絵文字、ちゃんと使えてるやんと、妙にそちらに気をとられるが…(笑)
いやいや、院内での未知の世界に驚嘆するとともに、独特の感性で文章にしていることに賛辞を送っているつもりなのだが、考えたら本人には伝えてなかったよ^^;
パソコンからラクに送ることができるメールやラインなら、少しは書くかもしれないが、字数制限のある、ケイタイからのショートメールではねえ。まあ、荷物の中に、手紙を入れておけばええやん、なのだけれど、なんかねえ…(笑)
でも、あわてて、弁解しておくのは忘れなかったよ。

この次は、感想文を書こうと思う。
このほど、ブログサービスココログから「あなたのブログがまもなく更新できなくなります」という警告メールが届き
あなたのブログが11ヶ月間更新されていません。
1年間未更新のブログについては、記事の追加や編集ができなくなります。
対象ブログ http://gyuukotsu.cocolog-nifty.com/tatsuo/
実施予定日 2022年7月16日
まあ、本人が管理していないところに問題ありよね。
本人は見たこともないって、どうよ(笑)
やめてもええかとも思うのだけど、せっかく開設したものやし、たとえ1年に1回の更新でも続けていこうかなと。
果たして読んでくれている人がいるのかどうかも疑問ではあるが。
よろしければ⇒★
そんなとき、センセからメール。

えっ、ワタクシが随筆に感想を書いてないのを怒ってる?
絵文字、ちゃんと使えてるやんと、妙にそちらに気をとられるが…(笑)
いやいや、院内での未知の世界に驚嘆するとともに、独特の感性で文章にしていることに賛辞を送っているつもりなのだが、考えたら本人には伝えてなかったよ^^;
パソコンからラクに送ることができるメールやラインなら、少しは書くかもしれないが、字数制限のある、ケイタイからのショートメールではねえ。まあ、荷物の中に、手紙を入れておけばええやん、なのだけれど、なんかねえ…(笑)
でも、あわてて、弁解しておくのは忘れなかったよ。

この次は、感想文を書こうと思う。
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茶房 キサラギ
龍センセが「ひとり同人誌 芝辻」(⇒★)で、10号から連載していた小説「茶房キサラギ」が、この13号で完結した。

↑そのⅠ(芝辻10号)
「キサラギ」については、よく聞かされていたので、わぁ、ついに小説になったのね、という感慨と、(聞きすぎて)すっかりおなじみになった名前が登場するので、不思議な懐かしさを覚えながら読んだのだった。ほとんど本名で出しているらしい。
聞いていただけだったので、「島」さんだと思っていたら「志摩」さんだったり、葱さんが「根木」さんだったり(笑)
センセに言わせると、おそらくみんな鬼籍の人だろうから「鎮魂歌」の思いで書いたと。
センセ本人も登場するのだが、学生(10代の終わり頃?)で、仲間うちではいちばん若かったらしい。
小説「茶房キサラギ」に頻繁に出てくる「田中日佐夫」(⇒★)さんは有名な学者で、わが家にも『二上山』をはじめ、何冊かの著書はあるはず。
まさかと思いつつ、ネットで「キサラギ」を検索したら、ヒットしたので、コーフンした(笑)
美術史家、坂上しのぶさんのサイト(⇒★)

この中の「京都青年美術作家集団」の説明の中に(⇒★)
青美の集会に使われる場所は、下京区下魚棚通大宮東入にあった市村司の家の2Fや四条河原町二筋目を東に入った喫茶店「キサラギ」などであった。キサラギには文学関係者や革命家、詩人、画家、陶芸家、演劇人などがたむろしていた。芸術論がかわされるサロンとしてしばしば当時の活動場としてその名が登場する。
同じページに、小説にも登場していた、志摩篤、中塚量夫の名前も見えて、何だかちょっとうれしくなったりしたのだった。
小説には登場しないが、キサラギを拠点にしていたグループはほかにもあり、同人誌「ノッポとチビ」の清水哲男(H氏賞)らもいたらしい。
同人誌といえば、小説に出てくる『鮫』も実名のようだが、検索してもヒットしないのが悲しい。
それもそのはず、3号ぐらいで廃刊に追い込まれたというのだから。
小説にも出てくるが、同人初参加の若い中沢クンの書いたものだけが、かの寺山修二に評価されたこともその一因だったらしい。
その中沢クン、実は龍センセその人。
過去の栄光などと言ったら叱られるだろうが(笑)、同人誌『鮫』も、寺山修二の記事も読んでみたいものである。どこかの図書館とかに保存されていないかなあ。
若い芸術家たちのサロンとして「キサラギ」の名が歴史に刻まれていることを喜んでいたら、こんなものが届いてビックリ。

お手紙には
「茶房キサラギ」が全編そろったところでデジタル化し、一冊の本として我が手元に置けるようにしました。今回はデジタル化したため、何冊でも作ることができることに気づき、これは完成品をご覧いただかねばとお送り申し上げた次第です。著者にご本をお送りするのも変な話ですが…
とあった。
これだけでも、思いがけないことなのに、小説に出てきたあのベートーベンの「大公」(ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97)。しかも、小説そのままの、パブロ・カザルス (vc) / ジャック・ティボー (vn) / アルフレッド・コルトー (pf)の名盤が、巻末に添えられていたのだった。

なんて粋なことを。
センセの喜びようときたら!
ありがとうございました。

↑そのⅠ(芝辻10号)
「キサラギ」については、よく聞かされていたので、わぁ、ついに小説になったのね、という感慨と、(聞きすぎて)すっかりおなじみになった名前が登場するので、不思議な懐かしさを覚えながら読んだのだった。ほとんど本名で出しているらしい。
聞いていただけだったので、「島」さんだと思っていたら「志摩」さんだったり、葱さんが「根木」さんだったり(笑)
センセに言わせると、おそらくみんな鬼籍の人だろうから「鎮魂歌」の思いで書いたと。
センセ本人も登場するのだが、学生(10代の終わり頃?)で、仲間うちではいちばん若かったらしい。
小説「茶房キサラギ」に頻繁に出てくる「田中日佐夫」(⇒★)さんは有名な学者で、わが家にも『二上山』をはじめ、何冊かの著書はあるはず。
まさかと思いつつ、ネットで「キサラギ」を検索したら、ヒットしたので、コーフンした(笑)
美術史家、坂上しのぶさんのサイト(⇒★)

この中の「京都青年美術作家集団」の説明の中に(⇒★)
青美の集会に使われる場所は、下京区下魚棚通大宮東入にあった市村司の家の2Fや四条河原町二筋目を東に入った喫茶店「キサラギ」などであった。キサラギには文学関係者や革命家、詩人、画家、陶芸家、演劇人などがたむろしていた。芸術論がかわされるサロンとしてしばしば当時の活動場としてその名が登場する。
同じページに、小説にも登場していた、志摩篤、中塚量夫の名前も見えて、何だかちょっとうれしくなったりしたのだった。
小説には登場しないが、キサラギを拠点にしていたグループはほかにもあり、同人誌「ノッポとチビ」の清水哲男(H氏賞)らもいたらしい。
同人誌といえば、小説に出てくる『鮫』も実名のようだが、検索してもヒットしないのが悲しい。
それもそのはず、3号ぐらいで廃刊に追い込まれたというのだから。
小説にも出てくるが、同人初参加の若い中沢クンの書いたものだけが、かの寺山修二に評価されたこともその一因だったらしい。
その中沢クン、実は龍センセその人。
過去の栄光などと言ったら叱られるだろうが(笑)、同人誌『鮫』も、寺山修二の記事も読んでみたいものである。どこかの図書館とかに保存されていないかなあ。
若い芸術家たちのサロンとして「キサラギ」の名が歴史に刻まれていることを喜んでいたら、こんなものが届いてビックリ。

お手紙には
「茶房キサラギ」が全編そろったところでデジタル化し、一冊の本として我が手元に置けるようにしました。今回はデジタル化したため、何冊でも作ることができることに気づき、これは完成品をご覧いただかねばとお送り申し上げた次第です。著者にご本をお送りするのも変な話ですが…
とあった。
これだけでも、思いがけないことなのに、小説に出てきたあのベートーベンの「大公」(ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97)。しかも、小説そのままの、パブロ・カザルス (vc) / ジャック・ティボー (vn) / アルフレッド・コルトー (pf)の名盤が、巻末に添えられていたのだった。

なんて粋なことを。
センセの喜びようときたら!
ありがとうございました。
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ひとり同人誌 芝辻13号 発行
龍センセの「ひとり同人誌 芝辻」13号がこのほど発行されました。

手づくり感いっぱいの冊子、今回の表紙も、そのへんに生えているナマの植物が登場。
ワタクシにはそんな発想は無理ですが、センセならでは。

助けを借りた後も、捨てるにはしのびなくて「挿しておいて」

もう1週間以上は経つと思うのですが、今も元気です。
ワタクシはパソコンで編集してプリントアウトするだけのお手伝いをしているのですが、今回から変えたことがあります。
実は、20年ほど前から「文集」を作っていて(「かぎろひ文章教室」の前身時)、その頃もお手伝いはしていたのですが、今の編集ソフトを知らない頃で、「一太郎」でやっていたのです(笑)
「ひとり同人誌」のスタイルは、その頃の文集と同じだったので、そのまま「一太郎」で^^;
現在「かぎろひの大和路」誌で使っているInDesignのほうがいいに決まっているとは思っていたのですが、一からやるのはちょっと面倒なことでもあり、「一太郎」を踏襲していたのでした。
センセは気づいていないのですが、ワタクシ自身がもう我慢の限界! となり、13号からはInDesignに切り替えた次第です。
なぜって、「一太郎」ではこんなことが起きるのです。

↑中ほど、 !とL(カギカッコ)がくっついているでしょ。文字と文字がくっついているのもあるし。
もちろん、字間を開けることはできるので、これまでもやっていたのですが、今回はなぜかそういう箇所が多すぎて、「これなら、きちんとした編集ソフトをつかったほうが早いしきれい、やな」と、ようやく切り替えた次第です。

裏方の話を書いてしまいました^^; センセに言ってもアカンから、誰かに聞いてほしくてー(笑)
13号の目次

「ひとり同人誌 芝辻」、興味がありましたら、右のメールフォームからご一報ください。

手づくり感いっぱいの冊子、今回の表紙も、そのへんに生えているナマの植物が登場。
ワタクシにはそんな発想は無理ですが、センセならでは。

助けを借りた後も、捨てるにはしのびなくて「挿しておいて」

もう1週間以上は経つと思うのですが、今も元気です。
ワタクシはパソコンで編集してプリントアウトするだけのお手伝いをしているのですが、今回から変えたことがあります。
実は、20年ほど前から「文集」を作っていて(「かぎろひ文章教室」の前身時)、その頃もお手伝いはしていたのですが、今の編集ソフトを知らない頃で、「一太郎」でやっていたのです(笑)
「ひとり同人誌」のスタイルは、その頃の文集と同じだったので、そのまま「一太郎」で^^;
現在「かぎろひの大和路」誌で使っているInDesignのほうがいいに決まっているとは思っていたのですが、一からやるのはちょっと面倒なことでもあり、「一太郎」を踏襲していたのでした。
センセは気づいていないのですが、ワタクシ自身がもう我慢の限界! となり、13号からはInDesignに切り替えた次第です。
なぜって、「一太郎」ではこんなことが起きるのです。

↑中ほど、 !とL(カギカッコ)がくっついているでしょ。文字と文字がくっついているのもあるし。
もちろん、字間を開けることはできるので、これまでもやっていたのですが、今回はなぜかそういう箇所が多すぎて、「これなら、きちんとした編集ソフトをつかったほうが早いしきれい、やな」と、ようやく切り替えた次第です。

裏方の話を書いてしまいました^^; センセに言ってもアカンから、誰かに聞いてほしくてー(笑)
13号の目次

「ひとり同人誌 芝辻」、興味がありましたら、右のメールフォームからご一報ください。
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芝辻12号 発行
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愛ください
センセ(田中龍夫)のひとり同人誌「芝辻」12号が大詰めを迎えている。
いつもながら、ワープロ原稿のフロッピーを渡された。
これをパソコンで編集してプリントアウトしてくれ、というのが暗黙の了解。

1月22日、ほぼ一日要してしまったよ^^; 面倒な作業ではあるが、手書きよりマシか(笑)
一応、校正しながらの編集。
思わず吹き出してしまった随筆があったので、お先に紹介したい。
あ、でも原文は避けて、オモシロすぎな内容だけ。
ガラケーにまつわる話だ。
ショートメール友達である妙齢の夫人から、ある日の着信。
「愛くださいませ」
これは驚くよね。喜んだかも?(笑)
随筆には
飛び上がって喜ぶのでもなく、かといって重苦しくもない、厚みというかボリュウム感のある嬉しさを感じた。
と書いている。
メールは3回にわたって届いていたのだそう。
①風もほんのり和らいでまいり
②ましたが、まだまだご油断なくご自
③愛くださいませ
いつもながら、ワープロ原稿のフロッピーを渡された。
これをパソコンで編集してプリントアウトしてくれ、というのが暗黙の了解。

1月22日、ほぼ一日要してしまったよ^^; 面倒な作業ではあるが、手書きよりマシか(笑)
一応、校正しながらの編集。
思わず吹き出してしまった随筆があったので、お先に紹介したい。
あ、でも原文は避けて、オモシロすぎな内容だけ。
ガラケーにまつわる話だ。
ショートメール友達である妙齢の夫人から、ある日の着信。
「愛くださいませ」
これは驚くよね。喜んだかも?(笑)
随筆には
飛び上がって喜ぶのでもなく、かといって重苦しくもない、厚みというかボリュウム感のある嬉しさを感じた。
と書いている。
メールは3回にわたって届いていたのだそう。
①風もほんのり和らいでまいり
②ましたが、まだまだご油断なくご自
③愛くださいませ
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