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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

烏土塚古墳 



昨日、高野山麓から戻ってすぐ、手元の仕事が気になりながら、もっと気になる書店への納品に出かける。
王寺から生駒方面へ。途中、平群の書店に寄るが、お休み。
がっかりしないのが、ワタクシのノーテンキなところで、俄然、烏土塚(うどづか)古墳へ行きたくなる。
こんないい天気だもの、あそこからの眺めはすばらしいに違いない。

烏土塚古墳は、平群谷最大の古墳で、石舞台にも匹敵しようかという規模をもつ。

近鉄生駒線竜田川駅のすぐ西の高み、住宅のど真ん中にある。
そう、昭和45年、宅地開発の波のなかで、あやうく取り壊されそうになった。

それはならじと立ち上がった平群の住民たち。
その保存運動のおかげで一命をとりとめ、今は国の史跡になっている。
そのパワーは「平群史蹟を守る会」発足のきっかけとなり、今も地道な活動が続けられている。

http://www.m-network.com/heguri/index.html

烏土塚古墳は全長60.5mの前方後円型。
後円部の南に開く石室。巨大な石が組まれている。


鉄格子の間から薄暗い石室内へカメラを向けると、石棺が。

その石の大きさは石舞台古墳を連想してしまうほどだが、天井の高さ4.3mは石舞台に次ぐものだという。


墳丘測量図と石室実測図(クリックで大きくなります)

盗掘があったものの、金銅装馬具・銀装太刀等の武具・四獣鏡などの副葬品が出土。

6世紀後半の築造だと考えられている。
こんなスケールの大きなお墓に葬られたのは、氏族の長に違いない。
見晴らしもバツグンだ。

西に生駒山を、東に矢田丘陵をのぞむ。

訪れる人もない石室をのぞいていると、西の空がにわかに暗くなってきてぞーっ。
石室前から撮った信貴山

古墳を訪ねると、どうもこういうことが多い。
祟られませんように。

トップの写真は、竜田川駅近くから見る矢田丘陵

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Posted on 2009/10/11 Sun. 21:38 [edit]

category: 平群町

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