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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

山椒たっぷりタケノコ鍋 2017 

今年もまたお誘いいただき、5月3日、Sさん宅(五條市)での「山椒たっぷり筍鍋の会」に参加しました。
昨年→

最寄り駅はなんと、JR和歌山線隅田駅!

170503隅田駅

のどかな、のどかな、無人駅。
ここはもう和歌山県なんですよね(橋本市)。ワタクシにとっては郷里エリア。友人がいるし、親戚はあるし、隅田八幡神社の宮司さんは高校のときの先生だし(あ、先生、お元気ですか?)・・・。


緑や藤の花に目を奪われ、ウグイスやホトトギスの声を聞きながらSさん宅へ。

170503道中


Sさん手料理の魅力は、その腕前もさることながら、なんといっても、食材のほとんどが自家製だという点。
前日、山へ入って採ったばかりのワラビやフキ、三つ葉も!

伝統の郷土料理に、若いSさんのセンスがプラスされて、バリエーションも豊か。そこに、お母さんの鯖ずしや草餅が加わるものですから、ほんとうにぜいたくなごちそうなのでした。
蔵から出してこられた年代物の食器たちも、ひと役かってますね。楽しませていただきました。

170503鯖すし

170503ごちそう2

あっ、お母様のヨモギ餅、忘れたらあかん! 
亡き母を思い出してウルウルきそうになりました^^;

170503草餅


昨年は、「柿の葉ずし」が登場したのですが、今年は葉っぱが小さすぎて作れないのだとか。それにかわる、山椒の葉。 口の中いっぱいにさわやかな香りが広がりました。

目にしみる柿の若葉。やはり、柿も例年よりだいぶ季節が遅れているんですね。

170503柿新緑

黒豆のビーフシチュー(↑写真、左下から2番目)は初めての味わい。斬新です。

八朔とキャベツの和え物(↑写真、右下から2番目)は、ドイツのザワークラウトを意識したものとか。千切りキャベツに塩麹を混ぜて弱火で蒸し、一晩冷蔵庫で寝かせたものだそう。さっぱりしているのに深い味わい。


途中でお散歩に。山椒の葉を摘んだり

170503山椒とり


すぐ近くの吉野川で

170503川遊び

↑「水切り」して遊ぶ少年少女たち(笑)
あ、水切り、ご存じですよね。川に投げた小石が、あらら不思議、水面を軽々とジャンプしていく~
この日、Mさんがとても上手で、ポーンポーン跳ねながら、向こう岸まで届き、拍手喝采!


散歩から戻って、いよいよタケノコ鍋

170503鍋2

↑おそばはマーキーさんの手打ち
前夜、3時から打ってくれたとか。感謝感謝。

ピリリとする実山椒がアクセント。1年ぶりの、ここでしか食べられない、不思議な味わい。
これに「篠峯」の超辛を合わせて。


気のおけない仲間たち(7人)と飲んで食べて、ゆるゆると過ごした、至福の1日でした。

Mさんセレクトの、飲みほしたお酒たち。
お料理と見事にあって、どちらもすすみました。
が、前後不覚には酔っぱらわなかったので、ご安心を(平城宮跡でのお花見会をご存じの方へ。笑)

170503お酒


Sさん、お世話になりました。ありがとうございました。
もう一度、カンパイ!!

※お酒、メモ
ベアードビール(レッドローズ アンバーエール)
北海道ケルナー
大倉 山廃特別純米(ひとごこち) 直汲み生酒 
みむろ杉 純米大吟醸(山田錦) 無濾過生原酒
篠峯 純米(山田錦) 超辛無濾過生酒
風の森 純米吟醸(山田錦) 笊籬採り

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Posted on 2017/05/05 Fri. 13:06 [edit]

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05

獺祭 50  

3月27日、大宇陀の城山で風に吹かれていたとき、東京のTさんからメールが届いた。


先日、鈴蘭台駅の写真がアップされた記事がありましたが、何回か伺って飲み明かしたことを思い出しました。
もう何年経つのでしょうか。
さて、先日、獺祭50を飲む機会があり、美味しく思いました。
今年の花見の酒のひとつに加えていただければと思い、本日送りました。



そうそう! 若かりし頃、Tさんとよく飲んだのだった。というよりも、ワタクシにお酒を教えたのがTさん。たった1つ先輩だけなのに、大人の女性な雰囲気をもち、世の中のことをよく知っているようなTさんを尊敬していた。
今のようなおいしい吟醸酒はなかったけれど、コップ酒に氷を放り込んでレモンをギュッとしぼってゴクゴク。おいしかったのだ。
夜が白み始める頃まで、しゃべりながら飲み続け、次に目が覚めると夕方だった、なんてことも^^;

そうそう、あの頃は人生の方向を決めるのに悩んでもいたなあ。奈良には憧れていたけれど、住むことなど考えもしていなかった頃だ。

城山の上で、ひとり、懐かしい思い出にふけっていたのだった。


翌日、明日香村から帰ると、なんと1升瓶でビックリ。

夕食は、サワラのにぎりとアジの棒寿司(夫作)!
わぁきれいね。春色!
サワラは魚へんに春、なるほど、ナットク。
などと言いながら、記念撮影。

170329獺祭


まだ開けていませんよ~。お花見までおあずけ(たぶん)。

Posted on 2017/03/31 Fri. 11:23 [edit]

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31

倉本酒造 

『かぎろひの大和路』誌上のシリーズ「蔵めぐり」、今回は大和高原にある倉本酒造さんを紹介します。

訪ねたのは、1月26日のこと。過日、都祁の雪景色をアップしましたが(→)その日の第一目的は、倉本酒造さんの取材でした。

主要銘柄は「金嶽」(きんがく)。ご存じでしょうか。
ワタクシは毎年1月、正暦寺の「菩提酛清酒祭」に行って、全種試飲してから1本決めるのを恒例の楽しみにしているのですが、実は倉本さんの「つげのひむろ」を選ぶ確率が高いのです。

つげのひむろ

今年一緒に行った女性たちにも「つげのひむろ」は人気でしたよ。

「菩提酛」づくりに参加する蔵元さんたちの顔ぶれにも世代交代が見られるるようになりましたが、倉本酒造さんは当初からのメンバー。今や、筆頭で頑張っていらっしゃるのではないでしょうか。

201701菩提酛仕込み


でも最近、きれいなHPができているし→
フェイスブックページもあるし→

もしかしたら、息子さんが蔵に入られたのかも、なーんて勝手に想像していたのです。
ピンポーンでした(笑)。どうやら、正暦寺での菩提酛仕込みに息子さんも来られていたようです。

何だかとても、うれしそうな倉本社長なのでした。
「まだまだ教えることがある」とおっしゃりながら「オレより頭がええ」とワハハ。
これからも大いに期待されますよ。お酒がもっともっと、おいしくなりそうです。



倉本酒造全景

170126全景


冷涼で澄んだ空気と美しい風景、それだけでも、お酒造りに適した風土なのだろうと思えます。

170126倉本酒造


そうそう、お聞きしてみたいことがありました。
HPのトップにこうあります。
ご挨拶
 当蔵は清酒発祥の地 奈良の北東部 大和高原の山間にあります。
 山々に雲がたなびき、雲の間から光が差す時、
 黄金色に輝く遠岫は金の嶽を形成します。
 その様は、まさに【金嶽】なのです。


「金嶽」の由来は知っていたし、想像もできるんですけど・・
遠岫って?
そもそもって漢字、し、知らないわ^^; 

広辞苑には載っていないしね、夫の部屋に忍び込んで「大漢和辞典」を繰って

170205辞書2


ようやく発見!

170205辞書


「えんしゅう」って読むのか・・・
しかし、この字をすらすら読める人もそう多くないのでは?
それを、ホームページのトップに堂々と使っているなんて、ね。興味津々。

それで思い出したのが、この蔵のお酒にも、読めない漢字があったぞ。
これこれ。

12.2古酒


5年ほど前になりますが、これも辞書を調べたんやったわ~^^;
読みはしょじゅん。中国で美酒を意味するのだそうですよ。


漢字の使い方が尋常ではないですよね。
今の蔵元がそうだとは思えないけど(失礼)、先代とか先先代に、漢学者とか漢籍に詳しい人とかいらっしゃったのではないかなあと。それを聞かなくちゃ。

酒蔵の取材前夜、そんなことを考えるのも珍しい(笑)
ハイ、勉強になりました。


で、お聞きしてみたところ。
オモシロイ友人がいらっしゃって、ラベルやネーミングなどもその人のアイディアだとか。

「ちょっと変人やね」とおっしゃるので、思わず「類は友を呼ぶ!」と言ってしまいましたよ^^;

なかなか読めないけれど、インパクトが強いですよね。もう忘れない。


お酒造りにお忙しい時期なのに、つい取材のことを忘れて雑談的おしゃべりに。まあ、以前から存じ上げているという親近感はあるのですけどね。山々に囲まれた静かな雰囲気に浸っていると、のんびり~、ゆるゆる~。
そのうち奥様もおしゃべりに仲間入りされて、友達の家に遊びに来たような気分に。

向こうもそうだったでしょうか、白菜要らない? お芋は? となり、厚かましくいただいて帰ったのでした。

170126白菜など

ありがとうございました。


※倉本酒造
〒632-0231 奈良県奈良市都祁吐山町2501
TEL:0743-82-0008
http://kuramoto-sake.weebly.com/

Posted on 2017/02/05 Sun. 22:08 [edit]

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05

追悼 油長酒造 山本会長 

1月9日、今年も正暦寺で「菩提酛清酒祭」が行われました。

170109菩提酛清酒祭

今年は5人の仲間と参加し、そのことをブログに書こうとしたのですが・・・。

菩提酛の仕込に山本長兵衛さんの姿がないという事実に、改めて衝撃を受けました。蔵元の皆さんはもっとひしひしとその大きさを感じられていたのではないでしょうか。
500年前のお酒づくり、菩提酛復興の、いちばんの立役者とも言える油長酒造の会長、第12代山本長兵衛さんは、昨年11月、急逝されました。64歳という若さでした。

菩提酛復興の足跡を振り返ってみます。
平成8年(1996)、山本長兵衛さんが蔵元仲間に話をもちかけて「奈良県菩提もとによる清酒製造研究会」が発足。座長は山本長兵衛さん(このときは油長酒造の社長)。設立時の蔵元会員は15。奈良県工業技術センターの協力を得て、文献を研究しつつ、天然微生物の採取などに取り組まれます。
3年間の研究を経て、平成11年(1999)復興の成功と市販にこぎつけました。

当時の写真(紙焼きを撮影)

1999写真


『かぎろひの大和路』誌では、菩提酛のことをシリーズで取り上げさせていただきお世話になりました。ワタクシの担当ではなかったのがちょっと残念なのですが。
シリーズ②(1999.5発行)に載る山本座長の言葉
菩提酛づくりが奈良の風物詩になるよう、さらに酛の完成度を高めるよう研究を続けます。

それから20年近く経った今、まさに奈良の風物詩になりつつあるなあと、たくさんの見学者を見て思わずにはいられません。
菩提酛づくりに関わる蔵元さんたちにも世代交代が感じられるようになりました。こうして受け継がれていくことを長兵衛さんも喜んでいらっしゃるでしょうと、M先生。

奇しくも、12年前に菩提酛づくりを体験した3人が今年、正暦寺に集まり、長兵衛さんにとても丁寧に教えていただいたことなど共通の思い出話ができたのもなによりでした。


個人的な思い出話もご紹介させてください。
平成16年(2004)『かぎろひの大和路』御所特集のとき、裏表紙に、御所の3つの蔵が並ぶ広告をいただいたことがあります。大好きな御所のお酒に並んでほしいという企画を持っていったところ、応援をいただき、あとの2つの蔵にも行ってきなさいと送り出してくださったのでした。2蔵にも快くOKをいただいたことは忘れられません。

20号表紙


その4年後、もっと個人的な話で恐縮ですが、母を亡くして落ち込んでいたとき、高校生の娘がワタクシの誕生日に「風の森」をプレゼントしてくれたのです。ずっと前にも書いたことがあると思うのですが、改めて。
あまりにうれしくて、蔵元にメールを送ってしまったのでした。

秋色ただよい始めました。
たいへんご無沙汰しております。
私事でいろいろありまして、かぎろひ誌の発行が大幅に遅れているような状況でございます。

さて、そんななか、今日はとてもうれしい出来事がありましたので、ご報告させてください。
昨日、私の誕生日だったのですが、高校生の娘から思いがけないプレゼントがあったのです。
それがなんと、「風の森」純米大吟醸 しぼり華(山田錦 精米歩合45%)の逸品! 
制服姿で、一升瓶をかついで帰ってまいりました(きちんと包装してくださっていましたのでご安心を)。
アルバイトでためたお金をつぎこんでのプレゼントに胸が熱くなりました。
私が、珍しく最近ちょっと元気がなかったものですから、大盤振る舞いのプレゼントとなったようです。母親を元気づけようとひらめいたのが日本酒というのも、ちょっと複雑なものがありますが(^_^;)
・・・


お返事は全く期待していなかったのですが、蔵元じきじきにメールが届いてビックリ。

お誕生日おめでとうございます。
娘さんの誕生日プレゼントが風の森だったとは造り手としてもうれしいかぎりです。
母親思いの娘さんですね。
また、元気を出してかぎろひの大和路発行してください。
きっとかぎろひさんの文章で元気をもらっている読者の方が待って下さってますよ。

稲穂が頭をたれてきました。またお酒造りが始まります。
今年も皆さんが元気になっていただけるような風の森を造りたいと思っております。



今読んでも、いや今だからいっそう胸をうたれます。


そうそう、山本長兵衛さんは、「風の森」の生みの親でもあります。純米、火入れなし、加水なし、無濾過にこだわったフレッシュなお酒は、じわじわと酒好きの間に広まり、今や全国区ですよね。いわゆる酒米ではなく、アキツホという食米を用いて、おいしくてリーズナブルなお酒をつくられたことは画期的だったのだと思います。

今期の「風の森」初しぼり、会長も見届けられたでしょうか。

笑う門には福きたる


お米を磨いたらうまい酒ができるのかと思っていたワタクシに、そうではないことを教えてくれたのも「風の森」でした。20%しか磨いていない「風の森 雄町80」や「風の森 山田錦80」にお酒造りの奥深さを感じたものです。


長兵衛さんは、けれども、自分の蔵のことだけではなく「奈良のお酒は全国的にみてもレベルが高い」とおっしゃり、酒造業界全体のことを考えていらっしゃるようでした。

ずいぶん前に、ある蔵元を取材したときに聞いた話が印象に残っています。
頼りにしていた杜氏が突然倒れ、お手上げ状態だったときに、長兵衛さんが駆けつけてくれたのだとか。年末年始の、自分の蔵も多忙を極めるときに来て支えてもらい恩義に感じている、足を向けては寝られないと、しみじみおっしゃっていました。


蔵元仲間からも一目おかれ、尊敬される、存在だったのでしょう。


どうもありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
あちらで、今西酒造の先代とお酒談義をされているかも、と考えると、少し気持ちが和みます。

Posted on 2017/01/12 Thu. 00:04 [edit]

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12

第6回 酒なら日本酒 

今年もしっかり予定にいれていた「酒なら日本酒」イベントは10月16日。

ところが、この日、(ジジ+ババ)×2で天使をおもりすることになりましてね。
4人ともお酒は好きなのですが、天使を連れて酒場めぐりというのも、何だか気が引けるではありませんか。
というよりも、天使と遊ぶほうが楽しい~♪

161016猿沢池あたり


161016大乗院庭園


天使「疲れた~。もう歩けない~」

161016おんぶ


で、「酒なら日本酒」に参加。天使が食べられそうなアテをということで「折衷旬彩 香月」へ。

161016香月

↑「猩々 純米 妙童鬼 無濾過生原酒」と「上北山村 天然鹿のパテ」

天使も大丈夫でしたが、「折衷酒菜 Arome Lune」の洋菓子はぺろりと完食。

161016アロマルナ

↑新生姜のコンフィチュール入り生姜のパウンドケーキ、フランボワーズのムース・オー・ショコラ
梅乃宿の25年古酒にとても合いました。

161016古酒


中華処「青天」

161016青天

↑「大倉 山廃純米吟醸」とふわふわ卵のエビチリあんかけ

さすがに、ピリリと辛いエビチリは大人の味わい。と思っていたら、なんと子供さんにとやさしいお味の一品を差し入れしてくださって感激! ありがとうございました。


「大和旬菜・魚・鶏 じゅん平」へ。

161016じゅん平

↑奈良豊澤酒造の新ブランド「儀助 特別純米 無濾過生原酒」と、手作りつくね3種盛り(季節の野菜 青唐辛子味噌添え)

楽しい出会いもあり、ビールを飲んでいたら、タイムオーバー。

161016ビール

結局、今年は4店どまりでしたが、あまり残念感がないのは天使力のせいやろな。

一緒に「酒なら日本酒」を楽しめる日まで、あと16年7か月…(笑)



Posted on 2016/10/17 Mon. 21:52 [edit]

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