かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
トイレの忘れ物クイズ
04
シネ・ヌーヴォにご支援を! その② 応援企画
昨日、「シネ・ヌーヴォにご支援を!」という記事をアップしました。⇒★
ワタクシも応援したい気持ちはやまやまなれど、生活費を削って寄付できるほどの身分ではないし、さりとて支援グッズにはうーん。決めかねないまま、ともかくまずは、危機にあることをブログ発信することにしたのです。
翌日、ブログを読んだ娘らが話題にしていてビックリ。昨日は一日、京都方面で遊んでいたので、ラインを見ないまま帰宅したのでした。
ミャンマーで1年過ごしたことがある娘からの情報


ええ娘たちやなあと、そのハハはなんかうれしくて。
こんな応援の仕方があるのね、と、ワタクシも申し込んだ次第です。
まずは応援企画を打ち出された映画作家、藤元明緒さんのメッセージを⇒★
一部抜粋
…
何か出来ることがないだろうか・・・
と活動を共にする渡邉プロデューサーと話し合った結果、"サポートファンディング"という形で藤元組の過去作すべてのオンライン配信チケットを期間限定で販売することに決めました。
すごく微力だと思うのですが、その配信チケットの売り上げの全額をシネ・ヌーヴォさんに寄付するという企画です。
サポートファンディング配信 概要
配信作品:僕の帰る場所、白骨街道ACT1、海辺の彼女たち
料金:3作品セットで2200円 ※それぞれ個別での配信はございません。
期間:8月4日(金)23:59まで視聴可能

カード決済もできますし、簡単に申し込むことができました。
申し込みはこちらから⇒★
今夜から観ていこうと思います。
シネ・ヌーヴォ FROM NOW ON プロジェクト⇒★
娘に教えてもらうまで、こんな応援企画があることを知りませんでした。シネ・ヌーヴォのサイトでも紹介したらいいのにね。
ワタクシも応援したい気持ちはやまやまなれど、生活費を削って寄付できるほどの身分ではないし、さりとて支援グッズにはうーん。決めかねないまま、ともかくまずは、危機にあることをブログ発信することにしたのです。
翌日、ブログを読んだ娘らが話題にしていてビックリ。昨日は一日、京都方面で遊んでいたので、ラインを見ないまま帰宅したのでした。
ミャンマーで1年過ごしたことがある娘からの情報


ええ娘たちやなあと、そのハハはなんかうれしくて。
こんな応援の仕方があるのね、と、ワタクシも申し込んだ次第です。
まずは応援企画を打ち出された映画作家、藤元明緒さんのメッセージを⇒★
一部抜粋
…
何か出来ることがないだろうか・・・
と活動を共にする渡邉プロデューサーと話し合った結果、"サポートファンディング"という形で藤元組の過去作すべてのオンライン配信チケットを期間限定で販売することに決めました。
すごく微力だと思うのですが、その配信チケットの売り上げの全額をシネ・ヌーヴォさんに寄付するという企画です。
サポートファンディング配信 概要
配信作品:僕の帰る場所、白骨街道ACT1、海辺の彼女たち
料金:3作品セットで2200円 ※それぞれ個別での配信はございません。
期間:8月4日(金)23:59まで視聴可能

カード決済もできますし、簡単に申し込むことができました。
申し込みはこちらから⇒★
今夜から観ていこうと思います。
シネ・ヌーヴォ FROM NOW ON プロジェクト⇒★
娘に教えてもらうまで、こんな応援企画があることを知りませんでした。シネ・ヌーヴォのサイトでも紹介したらいいのにね。
21
西大寺夏まつり 5年ぶりに復活
05
よみがえる新日本紀行
7月1日、情報をいただきました。

「新日本紀行」なんとなく懐かしい。サイトによると

昭和38年から57年にかけて、日本各地の風土や人々の営みを描いた「新日本紀行」。最新のデジタル技術で鮮やかによみがえる。番組の舞台を再び訪ねたミニ紀行も合わせて放送。半世紀の変化を紹介する。
7月1日(7日)は、奈良県の「今井町」なんですね。昭和54年の映像だそうです。
昭和54年というと1979年。44年前や!
ふと思いだしたのが「かぎろひの大和路」の旧刊。
今井町の特集をしたのはいつだったっけ、と引っ張り出してみると

なんと、昭和58年の発行でした(笑)
今井町の中心的存在である称念寺は修復工事を終えたようですが、40年前にお訪ねしたときは、本堂の屋根が波打ち、瓦の隙間から草がぼうぼうと生えていて驚いたのを思い出します。

当時のご住職にお話をうかがったりしていて

しばし懐かしいひとときを過ごしました。新日本紀行でも今井住職が話されているようですね。
あーっ、ヤブヘビ(-_-;)、すいません、現在の『かぎろひの大和路』遅れたまま、なかなか進まずデス。というかしばらく手つかず。目の前のことに追われていて放ったらかしの状態で申し訳ございません。気にはなっているのですが…
そうそう、称念寺のホームページを見ていて、見学会があることを知りました。⇒★
2023年7月より月2日文化財本堂公開いたします
7月13日木曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
7月14日金曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
8月10日木曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
8月11日金曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
決まり次第9月からもおしらせいたします

「新日本紀行」なんとなく懐かしい。サイトによると

昭和38年から57年にかけて、日本各地の風土や人々の営みを描いた「新日本紀行」。最新のデジタル技術で鮮やかによみがえる。番組の舞台を再び訪ねたミニ紀行も合わせて放送。半世紀の変化を紹介する。
7月1日(7日)は、奈良県の「今井町」なんですね。昭和54年の映像だそうです。
昭和54年というと1979年。44年前や!
ふと思いだしたのが「かぎろひの大和路」の旧刊。
今井町の特集をしたのはいつだったっけ、と引っ張り出してみると

なんと、昭和58年の発行でした(笑)
今井町の中心的存在である称念寺は修復工事を終えたようですが、40年前にお訪ねしたときは、本堂の屋根が波打ち、瓦の隙間から草がぼうぼうと生えていて驚いたのを思い出します。

当時のご住職にお話をうかがったりしていて

しばし懐かしいひとときを過ごしました。新日本紀行でも今井住職が話されているようですね。
あーっ、ヤブヘビ(-_-;)、すいません、現在の『かぎろひの大和路』遅れたまま、なかなか進まずデス。というかしばらく手つかず。目の前のことに追われていて放ったらかしの状態で申し訳ございません。気にはなっているのですが…
そうそう、称念寺のホームページを見ていて、見学会があることを知りました。⇒★
2023年7月より月2日文化財本堂公開いたします
7月13日木曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
7月14日金曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
8月10日木曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
8月11日金曜日 10:00~12:00 13:00~16:00
決まり次第9月からもおしらせいたします
02
「でんでんむし」は狂言から?
6月25日、奈良金春会演能会へ。
お能は「頼政」と「羽衣」。についても書きたいことはあるのだが、なんといってもインパクトのあった狂言「蝸牛」から。
狂言は能と違って、言葉も動きもわかりやすくて、楽しい。
蝸牛はもちろん、カタツムリのこと。ストーリーはシンプルだ。
カタツムリを取ってこいと命じられた太郎冠者だが、どんなものか全く知らない。主人が言うには「藪に住むものじゃ。頭が黒うて、腰に貝をつけている。折々はツノを出すものじゃ。大きなものは人間ほどもあるから、できるだけ大きなものを取ってこい」。
藪の中を探して、寝ている山伏を見つけた太郎冠者はカタツムリかと尋ねる。山伏は、アホな奴め、からかってやろうと、カタツムリのフリをする。
すっかり信じた冠者が、主人のところへ一緒に来てくれと頼む。山伏は囃子物(はやしもの)に乗るならば行こうという展開に。
※囃子物とは中世に流行した芸能→★
ここからは原文をひいてみることに。手元に「日本古典文学大系」が揃っているのがありがたい。夫のもの。

太郎冠者 早う来てくだされい。
山伏 さりながら ただは行かれぬ。囃子物で行こうぞ。
太郎冠者 囃子物は 私の得物でござる。それは 何と申して囃しまするぞ。
山伏 別にむつかしいことでもない。そちは、「雨も風も吹かぬに、出ざ かま打ち割ろう、出ざ かま打ち割ろう」と言うて囃せ。みどもは「でんでんむしむし、でんでんむしむし」と言うて、浮きに浮いて行こう。
太郎冠者 これは面白そうにござる。それならば囃しましょう。
そこへ帰りが遅いと主人がやってきて冠者を叱るのだが、最後はつり込まれ、3人で囃しながら退場。
何度も何度も「でんでんむしむし、でんでんむしむし」が繰り返される…
大笑いしたのだが、え、でんでんむし、ってこの時代から言うてたん? という疑問が。
だって、「でんでんむしむしかたつむり…」の童謡はあまりにも有名。この狂言は初めてだったので、もしかしたら現代風にアレンジしているのかと思ったくらい。でも、「日本古典文学大系」にちゃんと載ってるところを見ると、中世からあったんやと、びっくりしたのだった。
ネット検索してみると、
でんでん虫という名の由来は? 子どもたちが殻から出てこいと囃し立てた「出ろ出ろ虫」→「出ん出ん虫」→「でんでん虫」となった説が有名です。 この他に、狂言の「蝸牛」で唄われた歌の歌詞から由来したとも言われています。 狂言「蝸牛」とはどんな話?
えーっ、中世の狂言が「でんでんむし」の元祖だったとは!
文部省唱歌「かたつむり」は明治44年(1911)、尋常小学校第一学年用にできたんだって。意外に古いのに、そんな感じはないよね。知らない子どもなんていないのでは? カタツムリを見たことがない子はいるかもしれないけれど。
方言もいろいろあるみたい。
学術的には「マイマイ」が正しい、とか。
お能は「頼政」と「羽衣」。についても書きたいことはあるのだが、なんといってもインパクトのあった狂言「蝸牛」から。
狂言は能と違って、言葉も動きもわかりやすくて、楽しい。
蝸牛はもちろん、カタツムリのこと。ストーリーはシンプルだ。
カタツムリを取ってこいと命じられた太郎冠者だが、どんなものか全く知らない。主人が言うには「藪に住むものじゃ。頭が黒うて、腰に貝をつけている。折々はツノを出すものじゃ。大きなものは人間ほどもあるから、できるだけ大きなものを取ってこい」。
藪の中を探して、寝ている山伏を見つけた太郎冠者はカタツムリかと尋ねる。山伏は、アホな奴め、からかってやろうと、カタツムリのフリをする。
すっかり信じた冠者が、主人のところへ一緒に来てくれと頼む。山伏は囃子物(はやしもの)に乗るならば行こうという展開に。
※囃子物とは中世に流行した芸能→★
ここからは原文をひいてみることに。手元に「日本古典文学大系」が揃っているのがありがたい。夫のもの。

太郎冠者 早う来てくだされい。
山伏 さりながら ただは行かれぬ。囃子物で行こうぞ。
太郎冠者 囃子物は 私の得物でござる。それは 何と申して囃しまするぞ。
山伏 別にむつかしいことでもない。そちは、「雨も風も吹かぬに、出ざ かま打ち割ろう、出ざ かま打ち割ろう」と言うて囃せ。みどもは「でんでんむしむし、でんでんむしむし」と言うて、浮きに浮いて行こう。
太郎冠者 これは面白そうにござる。それならば囃しましょう。
そこへ帰りが遅いと主人がやってきて冠者を叱るのだが、最後はつり込まれ、3人で囃しながら退場。
何度も何度も「でんでんむしむし、でんでんむしむし」が繰り返される…
大笑いしたのだが、え、でんでんむし、ってこの時代から言うてたん? という疑問が。
だって、「でんでんむしむしかたつむり…」の童謡はあまりにも有名。この狂言は初めてだったので、もしかしたら現代風にアレンジしているのかと思ったくらい。でも、「日本古典文学大系」にちゃんと載ってるところを見ると、中世からあったんやと、びっくりしたのだった。
ネット検索してみると、
でんでん虫という名の由来は? 子どもたちが殻から出てこいと囃し立てた「出ろ出ろ虫」→「出ん出ん虫」→「でんでん虫」となった説が有名です。 この他に、狂言の「蝸牛」で唄われた歌の歌詞から由来したとも言われています。 狂言「蝸牛」とはどんな話?
えーっ、中世の狂言が「でんでんむし」の元祖だったとは!
文部省唱歌「かたつむり」は明治44年(1911)、尋常小学校第一学年用にできたんだって。意外に古いのに、そんな感じはないよね。知らない子どもなんていないのでは? カタツムリを見たことがない子はいるかもしれないけれど。
方言もいろいろあるみたい。
学術的には「マイマイ」が正しい、とか。
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