FC2ブログ

05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

香高山五百羅漢 

9月26日、壺阪寺から高取城跡をめざして、まず出合った道標。

高取城跡ハイキング道をたどる。
やがて眺望が開ける地点。わぁ、二上山が!


金剛・葛城も!! 

 
「スズメバチが出たらどうしよう」「黒い色が危ないねんな」「私は大丈夫」「ってそのTシャツ黒やんか」「私は大丈夫」「お母さんリュック黒やで」「列の3番目が襲撃率高いらしいわよ」「ひえっ」「イノシシは大丈夫かなあ」「まさかクマは出ないよね」…にぎやかにおしゃべりしながら歩いていく。

と、突然、みんなが寡黙になった。
斜面の岩肌に彫られたおびただしい石仏群。







いわゆる五百羅漢だ。

落石もあるのだろうか、ころがっている岩にも像が見える。


足元にも。


かなり広い範囲に石仏群があると思われる。
←近くにあった絵図(クリックで拡大)

この仏たちのどこかにご先祖さまがいらっしゃるとか、親の顔があるとか聞いたことがある。

風化が進んでいるのに、このゆるぎない存在感!
心をつかまれるような迫力。気持ちをゆさぶられるものがある。

こんな山中にいったい誰がいつこれらの石仏を彫ったのだろうか。
どれくらいの歳月を費やしたのだろう…

何もわからなくてもそこへ行けただけでよかったと思う。

でも何かわからないかなあと、高取町観光協会高取町ボランティアガイドの会のホームページを見てみるが、五百羅漢についてはほとんど触れられていないのでかえって驚いた。

ここへはあまりドカドカと行ってほしくないという気持ちがそうさせているのかと勘ぐってしまうほどの祈りの場所だとは思うが、これだけの石仏群にもっと光があてられてもいいのではないかなあとも。
まちがいなく、どんどん消えていくだろう。

写真は参道に立つ町石。

ここは壺阪寺の奥の院らしい(堂宇はない)。
お寺のホームページに少し触れられている。
この時代、奥の院とも称される本堂の東北麓、香高山斜面の岩肌に刻まれた石仏群がある。これは五百羅漢として知られ、他に二十五菩薩像、五社明神像、両界曼茶羅などが点在する。

※HP「石の仏」に詳しい(「かぎろひの大和路」のHPにもリンクさせていただいているが、管理人は高校の先生だったと思う。)
http://www1.kcn.ne.jp/~yosikatu/rakan4.htm

※壺阪寺では今日10月1日から三重塔の初層開扉が始まる。

大きな地図で見る

Posted on 2010/10/01 Fri. 08:43 [edit]

category: 石仏

TB: --    CM: 6

01

中西遺跡からたどる石仏の道 

8月7日、中西遺跡(御所市)現地説明会の後、南へ道をとり、309号線をまたいで西へ。宮山古墳の裾を通って24号線へ出たときのレポート。

石仏ウォッチングしながら歩く。

手を合わせるというよりは…で、ゴメンナサイっicon10

路傍のこんな石仏には、暑さも忘れてホッと癒やされる。


生蓮寺(しょうれんじ)[御所市室]で。

左は墓地で、右は地蔵堂。

お地蔵様の足元(膝元?)の小さな三体の像が愛らしい。


寶国寺(ほうこくじ)[御所市室]で。


24号線からさらに西へ、 「勝福寺の笠塔婆」近く、大日堂の石仏にも心ひかれた。


そうそう、中西遺跡のすぐ近く、この石像も気になるなあ。

右の写真の左後方あたりが中西遺跡。


Posted on 2010/08/27 Fri. 22:40 [edit]

category: 石仏

TB: --    CM: 6

27

勝福寺笠塔婆 

8月7日、御所市の中西遺跡現地説明会へは、御所駅から歩いていった。

現地への案内の多くは、「JR和歌山線玉手駅から徒歩40分」となっていたので、これを見ただけで二の足を踏まれた人も多かったのではないだろうか。
この暑さのなかだもの、ね。

ワタクシもあの道を歩きたくな~い(>_<)

幸いにも、御所通いを続けているワタクシ、最近ちょっと土地勘もできてきたicon22

歩いて楽しいはずのルートが浮かんでくる。
JR御所駅からまっすぐ南へ、ごせまちを抜け、蛇穴(さらぎ)集落を通って行く道。
上の写真、田んぼの向こうに車が走っているのが国道24号線。

蛇穴集落では、先日お会いした彩色の野口家地蔵石仏に手を合わせる(下の写真の上、こんもり見えるのが野口神社の樹叢)。


集落から南へはずっと田んぼの間を縫う道。
車はほとんど通らず(歩いているのも1人だったが^^;)、西には雄大な葛城・金剛の山。
稲穂はだいぶ育っていた。


中西遺跡見学レポート
http://kagiroi.narasaku.jp/e25472.html

同じ道を戻らないのがかぎろひ流(って、これは失敗も多いのだけれど^^;)
でもまあ今回は、土地勘があるので(何度も自慢するヤツ(^O^))、宮山古墳から24号へ出てバスで御所駅へ戻ろうという算段。
室(むろ)大師と言われる高野山真言宗の寶国寺(ほうこくじ)へ立ち寄ったりしながら、寺田橋のバス停に着くと、なんと40分待ち(-_-;)

行き当たりばったりのかぎろひ流は、こんなところですぐにボロが出る。
う~ん、40分もこんな国道沿いで待てないわ~
どうする、どうする、とあれこれ考えて、そうだっ、たしか奈良県で2番目に古いと言われる「勝福寺(しょうふくじ)の笠塔婆」はここからすぐ近くなのではと思い出した!

行ってみよ。
道を聞きながら(最初に聞いた家の人には知らないと言われた)行ってみると


田んぼのはるか向こうに、それらしい笠塔婆と説明板?が見える。
ええっ、あそこへはどうやって行くのよ。
道がないbikkuri-02

田んぼの横をシンチョーに通る。


目指す笠塔婆




4面に仏像を刻む。
説明板によると、「文永七年五月二日 願主沙弥妙蓮敬白」の文字が刻まれているというが、摩滅が進んでいて、肉眼では確認できなかった。
高さ2.185m(説明板による)。
奈良県で2番目に古い笠塔婆だという。文明7年は、鎌倉時代中期の1270年だ。

最古は、ご存じ般若寺のもの(2009年12月撮影)。これも鎌倉中期の弘長元年(1261)。重文指定を受けている。

勝福寺の笠塔婆は、般若寺のものほど大きくはないが、とても優美だと思う。

田んぼの奥に、忘れられたように建っているのが、なんともさみしすぎはしまいか。

道しるべもなく、わざわざ行かないと出合うことができない地にあるし…

などと、つらつら考えていると、おっとバスの時間がぁ……

必死になって走り下ったのであったicon16

なんとか、セーフicon10


大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )

Posted on 2010/08/15 Sun. 14:44 [edit]

category: 石仏

TB: --    CM: 2

15

満願寺 地蔵石仏 

御所(ごせ)市、孝安天皇陵のある玉出(たまで)丘陵の南の裾を西から見る。


近づいてみると丘陵に沿うように道がついており「満願寺参道」とある。

南へ歩くと、すぐ先で道は90度東を向くが、どこまでも丘陵に沿っているものと見える。

道なりに上り坂をたどると、やがて墓地へと導かれ、「満願寺」があった。



墓地の上方にお寺があり、さらにその上は…どうやら孝安天皇陵のよう。

なぁるほど、天皇陵から見えていた大きな甍は、満願寺のだったのか!










墓地の中に佇んでいた地蔵石仏(右はお顔のアップ)。


お墓参りをされる方以外には、あまり気づかれることもないのだろうが、長らく生き抜いてきたお方のみがもつ味わい深い風貌!

『御所市史』に「満願寺地蔵石仏」と登場しているのがこの方だろう。

室町時代の永禄7年(1564)の銘があるという。

『かぎろひの大和路』表紙候補その②


大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )

Posted on 2010/07/27 Tue. 07:48 [edit]

category: 石仏

TB: --    CM: 4

27

大口峠のお地蔵さん 

さる6月24日、室(むろ)宮山古墳からJR和歌山線掖上(わきがみ)駅まで歩いた時のこと。

條ウル神古墳を後に、東へ歩くと三叉路に出た。

一応、次は日本武尊白鳥陵を目指していたので、この看板はいい位置に立っているのだと思う。

しか~し、右手に上り道が続いている(左手は下り)。
これはどこへ行くの?
何があるの?
気になる、気になる。

そこに上り道があれば上ってみるのが、かぎろひ流(下り道はさほど魅力を感じないのだけれど^^;)。

で、とりあえず上ってみることに。
そうすると、な~んだ、車の往来の激しい車道に出た。
どうやら国道309号線。
大阪から水越峠を越えて吉野へと続く道路のようだ。
こんな所までコミュニティバスが来ているのか、「大口峠」のバス停があった。

バス停の向こうに見える階段、あの上には何が?
ほんとにナントカは高い所が好きなようで…。
導かれるように上る^^;

と、おお、こんな所に!
地蔵堂。

格子の間からのぞいてみる。
真っ暗。
ドキドキしながらフラッシュ撮影。



ああほんとに、ビックリface08
目の前に、ど~んと、まるまるとした大きな石地蔵さんが現れるんだもの!

とにかく小細工なしのシンプルな大らかさ。

お顔の横の蜘蛛の巣がちょっと気になるけど、「そんなことまるで気にしていないよ」とお地蔵さんはおっしゃっているようだった。

地蔵堂の前から道路を撮る。

ドライバーの皆さん!
大口峠の頂上で、大きなお地蔵様が安全を見守ってくれていますよ!


大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )


Posted on 2010/07/22 Thu. 21:34 [edit]

category: 石仏

TB: --    CM: 8

22