fc2ブログ

01 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.» 03

かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

平城京左京三条一坊二坪の発掘調査 現地説明会 

1月27日、平城京左京三条一坊二坪の発掘調査(658次)現地説明会へ行ってきました。

平城京条坊図に親しんでいる人はピンとくるかもしれませんが、どこやねん、というと。
朱雀門の200mほど南になります。

240127発掘現場

ちょっとだけ東。

現地説明会資料の表紙がわかりやすい。

240127現説資料表紙

平城京全体からみると

240127調査地位置図



では、見学させていただきましょう。

240127現説会場


240127発掘現場2

意外にも来られている人が少なくてビックリ。
たいてい、1時間に1回とかの割合で説明されることが多いので、次の説明は1時からですか? と聞いてみると、そういう形ではなくて、何人か集まったらその都度やっていますとのこと。そして、やりましょうか? え(笑)。1人では申し訳ないので、集まったときに一緒に聞きます、と申し上げて見学ルートへ入ったのでした。サービス満点(笑)


掘立柱建物の跡が見つかりました。6棟が東西に整然と並んでいます。

240127建物3

規模は小さいけれど、柱筋を揃えるなど、計画的に建てられたとみられています。

240127南北塀
↑南北溝と南北塀(南から)


倉庫のような、役所のバックヤード的な建物だったのではないかということでした。


なかには、礎石が捨てられたとみられる土坑群があり

240127建物2石

近くに、礎石建物があった可能性もあるとのことです。


大土坑は

240127大土坑

井戸らしい。

遺構図

240127調査区遺構図

出土物

240127須恵器

240127土師器


瓦はあまり出ていないそうですが

240127軒丸瓦

スポンサーサイト



Posted on 2024/01/29 Mon. 17:50 [edit]

category: 発掘情報・古墳

TB: 0    CM: 0

29

一須賀古墳群 

大阪府立近つ飛鳥博物館は、群集墳のなかに建てられたといっても過言ではないでしょう。付近は、6世紀から7世紀に築かれたとみられる一須賀古墳群という大規模な群集墳がある地。グーグルマップで検索してみると



その数、23支群、262基の墳墓からなるそうです。
中心部を公園化して、その中に102基(ほぼ円墳、一部方墳)あり、園路を設けるなどして整備されています。

近つ飛鳥博物館を訪ねた11月22日、古墳探検も。

231122一須賀古墳群説明

231122石室

231122石室3

231122石室2



円墳ぽこぽこ

231122円墳


山歩きも楽しめました(笑)

231122古墳群

231122古墳群2

Posted on 2023/12/19 Tue. 21:07 [edit]

category: 発掘情報・古墳

TB: 0    CM: 0

19

舟塚古墳の現地説明会へ 

法隆寺のすぐ近く、法隆寺観光センター前の大きな駐車場の中にポツンとあった丸い植え込みが、

230909以前の姿
↑会場の掲示写真より


掘ってみたら古墳(円墳)だったなんて、奈良ならではというか、おもしろくて、現地説明会に行ってきました。

説明会は9月9日の午前中(10:00~12:00)だけだったせいか、報道が大きかったことにもよるのでしょう、ワタクシが着いたのは10時少し前でしたが、すでに多くの人がつめかけていました。

230909駐車場
↑左の建物は法隆寺iセンター。舟塚古墳は、その奥

230909見学者

斑鳩町教育委員会と奈良大学文学部文化財学科により調査されました。
説明してくださったのは、奈良大学の豊島直博先生。

230909豊島先生


6世紀後半の築造とみられますが、藤ノ木古墳よりも古いそうです。

並んで、やっと見学できましたー

230909石室

横穴式石室。石室は右片袖式で南東方向に開口。羨道部、石室の奥壁と側壁の上半分、天井石は失われています。

2人が埋葬されていたとみられていますす。
出土した須恵器の年代がずれている(6世紀中頃と6世紀末)のもその理由の一つとか。

おもな出土遺物(現説資料から)
①武器類 大刀2振、鉄鏃(※数量については確認中)
②馬具類 轡、辻金具、鉸(※他の種類については確認中)
③玉 類 琥珀玉11点、埋木玉1点
④土器類 37点
       須恵器:子持壺1点、台付壺2点、高杯4点、杯身16点、杯蓋8点、壺3点
       土師器:壺2点、坩1点


230909辻金具

230909須恵器2

出土状況

230909土器出土状況
↑会場の掲示写真から

出土品には、藤ノ木古墳のような豪華なものはなく、質素な印象で、被葬者は地元の小豪族ではないかと、豊島先生は話されていました。 

この日の夕方までに埋め戻されたようです。

  

Posted on 2023/09/09 Sat. 22:19 [edit]

category: 発掘情報・古墳

TB: 0    CM: 0

09

塚穴山古墳、非公開に 

5月16日、天理駅から歩いて「なら歴史芸術文化村」へ行った日(⇒)、道中立ち寄るのを楽しみにしていたことが2つとも残念なことに。

ひとつは、まあワタクシの事前チェックミスなのですが。

230516近鉄電車展

↑天理参考館で開催中の「近鉄電車展」を観ようと思っていたら、あら、休館日やん(-_-;)


もうひとつは、塚穴山古墳。
行こうとしたら、

230516塚穴山古墳


↑この貼り紙では、第一部事務室へ申し出たら、見学できる? て思いません?

実は、歴史探訪のコースに入れるとしたら、外せないと思っておりまして。これまで何度も見学はしているのですが、何度でも見たいし、まだの方には見せたい、気持ちなんですよねえ。

2305塚穴山古墳

破壊されて、玄室・羨道の天井石はないのですが、巨石を用いた横穴式石室には目を見張るものがあります。石舞台に匹敵というか、全国的にみても有数の規模ではないでしょうか。

第一部事務室を訪ねてみることにしました。

230516高校
↑天理高校。立派な建物ですね~

事務室にたどり着く前に、学校関係者につかまり(不審がられた?)、用件を聞かれたので、塚穴山古墳のことをお聞きすると
この4月から非公開になりました、そうですよ。

ええ~っ、これはお宝だと思うんですけどねえ。天理高校の敷地、管理のようなので、しゃあないんですかね。
高校で大事にされて、歴史教材なんかに使われているのならいいのですが、ちょっとのぞいたら、草ぼうぼうでしたよ。

Posted on 2023/05/19 Fri. 08:13 [edit]

category: 発掘情報・古墳

TB: 0    CM: 2

19

富雄丸山2・3号墳は前方後円墳の可能性 

1月28日、29日に実施された「富雄丸山古墳」の現地見学会では、北東に隣接する2号墳、3号墳も公開されていました。

2301292号、3号墳


2号墳には横穴式石室が

230129横穴式石室

230129横穴式石室2


3号墳

2301293号墳

奈良市がレーザー測量を実施したところ、3号墳には埋葬施設がない、両古墳の間を区画する溝がない、ことが判明。これらの結果を踏まえると、2号墳が後円部、3号墳が前方部となる、全長40mの前方後円墳の可能性があるとのことです。

Posted on 2023/02/02 Thu. 18:52 [edit]

category: 発掘情報・古墳

TB: 0    CM: 0

02