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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

長岡京跡発掘調査現地説明会 

7月27日に「長岡京跡右京1180次調査」の現地説明会が行われる予定でした。
が、台風接近のため、中止。

先日、長岡京跡をちょこっと歩いたこともあり(⇒)、行ってみようかなあと思っていたのです。

発掘現場は、阪急西山天王山駅の北西250mとのことです。
あ、先日、この駅へ行きましたよ。すぐ近くなんですね。

190708西山天王山駅


現地説明会資料が公開されていることをIさんが教えてくださいました。

Iさんとは、5年前、石上神宮の取材中に偶然お知り合いになりました。この時だったかな⇒
どんなきっかけだったか忘れましたが、たくさんの人がいたのに、お話しする機会があったというのは、やはりご縁なんでしょうね。

その後、各地の現地説明会でも、オモシロイほどに顔を合わせまして(笑)
どうやら、考古学関係に携わっていらっしゃった? と思われる方で、それ以来、毎週末に「現地説明会、講座、展示会のご案内」というメールマガジン風のお知らせが届くようになりました。
Iさん、いつもありがとうございます。

あ、話がそれましたねm(__)m

中止になった、長岡京跡の現地説明会資料はこちらから⇒

ダウンロードしてみました。(以下、クリックで大きくなります。2回クリックでどうぞ)

dow-190727-R1180-gennsetsu-shiryo_ページ_1

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dow-190727-R1180-gennsetsu-shiryo_ページ_8

年表が見にくいですね。

dow-190727-R1180-gennsetsu-shiryo_ページ_8年表

長岡京跡の概要について⇒
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Posted on 2019/07/28 Sun. 16:02 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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28

富雄丸山古墳 

国内最大の円墳と話題沸騰の、富雄丸山古墳(奈良市)の現地説明会が、1月26日開かれました。

まずは場所から。



第二阪奈道路の南、富雄川の右岸に位置。
グーグルの航空写真から。

190126富雄丸山古墳地図


周囲は住宅地。開発時に壊されず、よくぞ残りましたね。

明治時代に盗掘を受けたときに、副葬品が多数出土したようです。
それが、京都国立博物館にあり、国の重要文化財の指定を受けている、というのです。

昭和47年(1972)、橿原考古学研究所が発掘調査。
このとき出土した鍬形石片が、京博所蔵品と見事に一致、重文指定の出土品は、富雄丸山古墳からのものであると確定されたのでした。

190126鍬形石



富雄丸山古墳は直径110mの三段築成ということがわかりました。

190126復元図


下から見上げたところ。こんな大きな円墳、初めて見ました。

190126全貌


1段目平坦部

190126一段目平坦面


平坦面の幅は1段目が7.2m、2段目は8.8m。平坦面の中央に円筒埴輪が並んでいました。

1901262段目平坦部円筒埴輪列


斜面は急勾配

190126一段目斜面

1901261段目斜面


それだけに、墳頂からの見晴らしはバツグン!
若草山や春日の山々が一望できました。

190126若草山遠望

↑26日は若草山の山焼きの日。頂上に雪が残っていたので、ちょっと心配しましたが…。
やはり、焼かれ具合はいまいち、ですよね。

国内最大の円墳は、これまで、埼玉県行田市にある丸墓山古墳(105m)とされていました。
富雄丸山古墳はそれを上回る規模と確認されたことで、一気にトップへ躍り出たというわけです。


古墳は4世紀後半とみられていますが、眠っているのは有力者であることは間違いないでしょうね。

出土品は埴輪のほか、管玉や鉄器など。

190126出土品


現地に掲げられていた説明板(地元の人の話では、去年付けられたとか)

190126説明板

ふむふむ、過去に三角縁神獣鏡が出土。現在は天理大学附属天理参考館に所蔵されているのですね。
これも、明治の盗掘時に出たのでしょうか。幅広く流出しているようで。


富雄丸山古墳の特徴のひとつは、最下段に「造り出し」という張り出した部分をもっていること(上図右上)。

これって「帆立貝式古墳」の一種でしょうかね。いや、違うか…それなら前方後円墳になるやん^^;
「茅原大墓古墳」の場合は(2011.2.26現説)、前方後円墳の前方部が短くなった「帆立貝式」ということでした。
素人目にはまるで円墳に張り出し部がくっ付いているような印象をうけたのですが…。

これこれ(以前の弊ブログ記事から)

clip_image149.gif

似てますよねえ。でも、なんか、区別があるのでしょうね。


※当日配布資料(クリックで拡大します)

190126資料1

190126資料2-3

190126資料4

Posted on 2019/01/31 Thu. 15:04 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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31

わくわくドキドキ大和桜井の古墳探訪!-粟原編ーに参加して 

桜井市観光協会主催「第三回 わくわくドキドキ大和桜井の古墳探訪!-粟原編ー」に参加しました。

平成30年12月1日(土) 座学
【受付】 12:20より
【集合場所】 桜井市立埋蔵文化財センター
(講演会)13:00 ~、(展示物見学)14:45 ~

平成30年12月2日(日)現地探訪ウォーク
【受付】 8:50 集合場所 桜井駅南口バス停付近  9:20のバス(宇陀行)に乗車 
【解散】大和朝倉駅 16:00頃予定

【会 費】 1,500円(初日受付にて)
【持ち物】 弁当・飲み物・軍手・懐中電灯


1日目、丹羽先生から、とてもわかりやすく楽しいお話を聞いた後

181201講座2


展示も見せていただきました。

181201桜井市埋文


2日目は桜井駅南口に集合、大宇陀行きバスに乗り現地へゴー。
笠間辻でバスを降りて、花山塚古墳群へ向かいます。

181202バス下車後

↑右手は女寄(みより)峠方面

古墳へはそのまま大宇陀方面へ国道沿いを少し歩いて山へ入っていきます。

181202山へ


181202花山塚古墳へ

↑講師はおなじみ、橋本輝彦先生。
古墳そのものだけではなく、背後の山の形状についての説明も興味深いものでした。
参加者は60人? 募集開始2日目にして定員に達したとか。


いきなり急坂。ロープを張ってくださっていました。


花山塚東古墳と西古墳があるのですが、まずは奥の西古墳へ

181202史跡花山塚古墳碑

↑国史跡だそうで、立派な石碑にビックリ。
同時に、鉄格子のような防護柵で囲まれていることにも驚きました。
今回は上部の扉をあけて、脚立をおろし、そこから古墳へ入れていただけました。
ちょっとこわかったのですが

181202花山塚西古墳鉄格子

思い切って、古墳内に降り立つと

181202花山塚西古墳せん積み

181202花山塚西古墳

レンガを積んだような側壁に目を奪われます。珍しい磚積みです。榛原石を加工、漆喰で塗り固めながら積み上げたものだとか。
奥には棺を置く石槨が取りつきます。




花山東塚古墳

181202花山塚東古墳


こちらも磚槨式

181202花山塚東古墳内

東塚古墳には説明版がありました。

181202花山塚東古墳説明


花山塚古墳群を後に、ムネサカ古墳へ向かいます。

ムネサカ1号墳の立派さにあ然!

181202ムネサカ古墳1号墳

181202ムネサカ古墳1号墳2

181202ムネサカ古墳1号墳内

181202ムネサカ古墳1号墳奥

明日香村の岩屋山古墳と規模や形態がそっくりなのだそう。
↓岩屋山古墳(2015.9.10撮影)

岩屋山古墳5-①

一等地にある岩屋山古墳は納得できるとはいえ、山中にあるムネサカ古墳の主って!?


越塚古墳へ

181202越塚古墳へ

181202越塚全景

181202越塚古墳内

181202越塚説明


最終ポイントの竜谷古墳群で。朝倉台という住宅地のなかに保存されています。

181202龍谷古墳群

181202竜谷

181202竜谷説明

181202竜谷説明2

近鉄大阪線朝倉駅で解散になりました(16時)。

お墓めぐりなので、あまりテンションを上げるのもはばかられますが^^;、いやぁ、楽しかった~。古墳の主さん、すいませんm(__)m

想像以上に、ハードな山歩きでした。
今回めぐった古墳の、だいたいの位置(クリックで拡大)。

地図粟原


実は、以前から花山塚古墳群へは行ってみたいと思っておりまして、1人で決行する予定でしたが、とても女性が1人で行けるような所ではありませんでした。
粟原寺跡と合わせて、「かぎろひ歴史探訪」コースにできないだろうかという思いもあったのですが、無理(きっぱり)。

桜井市観光協会さんの、手厚い準備やお世話に感謝するばかりです。
ありがとうございました。

Posted on 2018/12/03 Mon. 22:40 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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03

茅原狐塚古墳 

これもちょっと前の話なのだが、古墳つながり(前回は観音塚古墳⇒)で、思い出した!!

「かぎろひ歴史探訪」第10期の、えっと(確認)、第3回「上つ道・柳本大塚古墳コース」の4月19日(木)⇒
JR桜井線長柄駅から巻向駅まで歩き、解散となった。

桜井駅行きの電車が動き出してまもなく、Yさんが、「あっ、線路ぎわに、大きな石室が!」と興奮気味に叫んだのだった。

えーっ、そんな古墳あったかなぁ。ワタクシ、何度も桜井線に乗っているけど、全く気づいていない。ぼーっとしていることを棚に上げて、半信半疑^^;


後日、Yさんからメールが届く。

先日桜井線のそばにあった古墳は、茅原狐塚古墳のようです。天井石がもう露出してましたよ。
線路を敷設したときに墳丘を壊したようで、中は覗けるようです。
以上お知らせまで。


茅原あたりもよく歩いているのに、そんな大きな古墳に出合っていないなんて、不覚すぎ。
ラッキーにも、思いがけない早さで、現地へ行ける機会が訪れた。4月27日、巻向と三輪へ行く所用ついでに、つきとめずにはいられない。


三輪山

180427三輪山


古墳は、電車が通過しているあたりにあるはず↓

180427JR


↓中央あたりに古墳がありそうだけど、道がない!

180427畦道

こ、これは畦道を行くしかない!

どうみても、個人の畑地のようだし…、いいのかなあと思いながら、おそるおそる進んだのだった。

おお! いきなりこんな光景が!

180427石

180427三輪山3


ぐるっと回ってみたら、この土地の所有者と思われる方が草刈りをしていらっしゃるところだった。

180427茅原狐塚


勝手に入り込んだことをお詫びしながら、その大きさに唖然。石舞台級!?

180427茅原狐塚2


ネット検索していると、桜井市埋蔵文化財センターの「ちょっと寄り道」というサイトを見つけた。⇒

これによると、3つの石棺と1つの木棺が合葬されていたとのこと。
もちろん、被葬者は不明。興味がそそられますよね。


地主さんにお会いできたのも何かのご縁。「かぎろひ歴史探訪」で訪ねさせていただけないかとお願いしてみた。
30人~40人というと、それだけの人数はこの場所に入れないだろうから、グループごとに分かれて見られたらいい。と快いお返事をいただく。

180427三輪山2

↑右手に古墳


お言葉に甘えて、さっそく、第11期のコースに取り入れたのだった。
「かぎろひ歴史探訪」第11期⇒第4回11月8日(木)


古墳から南西を見る。

180427電車

確かに、すぐそばをJRの線路が走っている。
ちょっとだけ、電車を待ってみたのだけれど…

帰りの電車の中から古墳を確認してみたのだが、あまり近すぎて、あっという間に通り過ぎる。
古墳の位置がわかっていてもこれなのに、全く想像すらしていないYさん、よく石室を見つけたものだと、恐れ入るばかり。
いつも、列車の写真などを撮られているから、動体視力が鍛えられているにちがいない。

ひるがえってワタクシ、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんに叱られそう^^;

Posted on 2018/08/20 Mon. 22:25 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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20

観音塚古墳 

今年2月に訪ねた河内ワイン館(⇒)

180202河内ワイン館


赤と白のワインを入手したものの、娘の出産予定日が迫っていることもあり飲む気になれず(他のお酒は飲んでいたのに^^;)、出産祝というより、娘が飲めるようになったら一緒にと思って、取り置いたままになっていた。

無事生まれてきたあーちゃんも、6か月となり、離乳食が始まった。
ようやくお酒が飲める身になった娘が先日やってきたとき、ワインを開けることに。

1808河内ワイン

↑白は飲み干し、赤は未開封。

それで思い出したのが、この日の歴史探訪のこと。
バタバタしている時期でもあり、ブログアップできなかったのだ。
「かぎろひ歴史探訪」の、反省会グループ(いわば飲み仲間)はたまーに、番外編(奈良県外が多い)でご一緒している。
案内人はYさん。下見まで行ったうえ、丁寧な資料まで作ってくれる。

180202資料

この日のコースは
近鉄上ノ太子駅北口⇒飛鳥ワイン⇒観音塚古墳⇒飛鳥戸神社⇒竹内街道⇒飛鳥川⇒月読橋⇒飛鳥川万葉歌碑⇒河内ワイン館⇒杜本神社⇒近鉄駒ヶ谷駅⇒(電車)⇒近鉄藤井寺駅⇒葛井寺⇒辛国神社⇒鉢塚古墳⇒仲哀天皇陵⇒アイセルシュラホール⇒藤本雅一酒造醸⇒近鉄藤井寺駅⇒居酒屋

という盛りだくさんな充実したものだったが、ここでは「観音塚古墳」のご紹介のみにさせてね。


観音塚古墳は標高98mの丘陵に位置している。

180202観音塚古墳へ


階段を上ると

180202観音塚古墳へ階段



あたりを睥睨するかのような立地

180202観音塚古墳からの風景

↑今、古墳越しに見えるのは、ブドウ畑


いわゆる横穴式石室とはちょっと違う。

180202観音塚古墳


奥に、お棺を納める石槨が取りつけられているのが特徴(横口式石槨)。

観音塚古墳の構造(現地の掲示図より。クリックで拡大)

180202実測図


では、前室に入ってみましょう。失礼します。

180202石室へ


見事な切石、高度な石積み技術!

180202切石


石槨部

180202石室

180202石槨

180202石槨2

羽曳野市の説明によると⇒
石槨部は身と蓋(ふた)の二石からなり、内部はくり抜き、蓋の天井は屋根形をしているとのこと。


すごい技術に、ただただ圧倒されたのだった。

現地の説明版(クリックで拡大)

180202観音塚古墳説明


近鉄南大阪線上ノ太子駅から徒歩15分ぐらい。




途中、飛鳥戸(あすかべ)神社にも立ち寄った。

180202飛鳥戸神社

このあたりは奈良県明日香村の「遠つ飛鳥」に対して「近つ飛鳥」とよばれる地。
大和とよく似た風情に心ひかれた。

※ご参考に(ご一緒した方が詳しく書かれていました)
団塊世代プラスONE⇒
鉄道の旅、音楽の旅⇒

Posted on 2018/08/18 Sat. 22:04 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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