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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

たけまる号 

『かぎろひの大和路』30号、年内の発行はやはり無理っぽくなってきました。
お待ちくださっている皆様にはほんとうに申しわけございません。
勝手ながら、気長におつきあいくださいましたらうれしく存じます。

実は取材もまだ少し残している状況で(-_-;)、とにかく年内にこれだけは終わらせようと目下、アクセクしております。

12月10日、暗峠まで行くのに、かねてから乗ってみたいと思っていた「生駒市コミュニティバスたけまる号」(西畑線)に時間を合わせることにしました。

13.12.10たけまる号

定員8人。バスというよりもジャンボタクシーって感じかな。

13.12.10バス内


では、乗車レポートをお届けしま~す。発車オーライ~

8人以上は乗れないと聞いていたので、始発の「南コミュニティセンターせせらぎ」から乗り込みます。
11時17分(暗峠へはいちばん早い便)、出発時には乗客は2人だけ。

11時21分、次のバス停「マックスバリュ生駒南店」では、買い物を終えた人たちがどっと6人乗り込んできました。
もう満杯。

11時23分、次の「神田橋西」停留所では1人の待ち人が。運転手さん「すみません、もう定員に達しているので」
あっワタクシのせいかも。ちょっと申しわけない気分に。

そこからは待ち人もいず、降りるだけ。

「美努岡萬墓」という停留所名に、おお! とひそかにテンション上げたりしながら、青山台の住宅地を過ぎる頃には、乗客は2~3人に。

バスは急勾配の細い道をうねうねと上ったり下ったり。
このときは雨が降っていたので視界はいまいちでしたが、お天気がいい日には見晴らしを楽しみながらのドライブとなりそう。

13.12.10バス鬼取_1

左手に見えるお堂は大福寺ですね。
ほとんど歩いたコースだったので、懐かし~と思いながらキョロキョロしていましたよ。

車内の会話がめっぽう楽しくて。
イノシシが子連れで出没していること、どこそこにできたお店の話、バスに乗ろうとしたグループが全員乗れなくて2人だけ歩くことになった話、などなど。

そのうち、1人のおばさまがバスの中で2週間前の忘れ物を見つけて大喜び。「買った店に問い合わせてもないと言われるし、半分あきらめていたけど、なぁんやバスに忘れてたんや」
どうやら同じ運転手さんだったみたいで、覚えていらっしゃって一件落着。

「鬼取町」(だったかな)でご夫婦が降りられると、ワタクシ1人に。

「暗峠からハイキングですか」
「急傾斜の細い道ばかりで運転に神経遣われるでしょうねぇ」
といったおしゃべりをしながら、暗峠終点着。
11時55分。所要時間40分。

本数は少ないけれど、このバスを頼りにしている人も多いことを感じました。ほとんどの家庭が自家用車を所有するこの時代ですが、少数派も大事にされていていいですね。なにせ、急坂ですから、ありがたいのではないでしょうか。

地元の足を観光客が占拠しては申しわけありませんが、ちっちゃなバスに乗ってぐる~っと、景色を楽しむのもおすすめですよ。
好天の日、また乗ってみたいなと思うのでした。

たけまる号は本数が少ないうえ、平日のみの運行ですのでご注意を!→hoshi-04

始発から西池までは150円。そこを過ぎると終点まで300円。

13.12.10西池



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Posted on 2013/12/11 Wed. 20:21 [edit]

category: 生駒市

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矢田丘陵遊歩道 その2 

1か月以上も前の話で恐縮ですが…結構、起伏に富んだ1日だったので、記録しておきたいと思いまして…。長くなりそうなのですが、よろしければ、おつきあいください…


6月27日、東生駒(生駒市)と平群町(生駒郡)にある2つの書店へ行くことになった日のこと。
夜は7時から王寺町(北葛城郡)で打ち合わせ(&飲み会)の予定が入っていた。

夜まで連続して行動するつもりだったので、ちょっと遅めのお昼頃に出発。
それでも、7時までとなると、だいぶ時間はあるゾ。
そうだ、かぎろひ誌を応援してくださっている、王寺近くのアトリカさんへ行こうと、念のため調べるとお休みicon10

それなら、平群から歩いて信貴山へお参り(トラさんの必勝祈願…行っとけばよかった…)しようか、久しぶりに平群の石仏めぐりもいいかなと、決めかねつつ、歩く準備だけは万端整えて出かけたのだった。


東生駒で所用を終えた後、←道標を見て、心が動く。


そう、2年ほど前、展望広場まで行ったことがある。→その1







←以前は、左のほうへ行ったから、今度は右のほうへ行ってみようっと。







↓素敵な道が続いていた。





←ええ~っ、間もなく、自動車道へ。

せっかくいい気分で歩いていたのに、いったん車道へ出るらしい。


↓現在地(クリックで拡大)






車道へ出ると、どうやら、奈良市と生駒市の境あたりのよう。
なるほど、ここが椚(くぬぎ)峠か。



↑左写真、正面が帝塚山大学。

道路を渡り、再び、矢田丘陵へ。

階段状になっている急斜面を登る。




緑のなか、歩きやすい山道が続く。



歩きながら、だんだん心配になってくる。いったいどこへ出るの?


←こんな道標を見るにつけて、書店へ行く仕事が残っていたことに気づく。

時間の約束はないけれど、あまり遅くなるわけにはいかないわ。もうこのあたりで矢田丘陵歩きも終わりにしたいと思うものの、いったいどこからどうやって下りたらいいのかわからず、不安が……ああ、軽率だったか…(-_-;)


そんなとき、遊歩道の一部が不通になっているので、いったん下るべし、というお知らせが。

←現在地



←近鉄生駒線一分駅が近いことを知り、はい、ここで矢田丘陵歩きを自主終了~
ああよかった。


たまたま通りかかったおばさまに道を尋ねると、駅近くまで行くとのことでご一緒させていただく。

←1人ではゼッタイわからない裏道(近道)を通っていくのも楽し♪














駅近くなると、生駒山を眺める風景がすばらしい。




←約20分で無事、一分駅に到着。
ホッ。

おばさま、ありがとうございました~






※生駒市がわかりやすい矢田丘陵遊歩道のハイキングマップを公開している。→こちら

これを見ると、ワタクシが歩いたのはほんの一部^^;
いつかは全行程、歩いてみたい。

低い丘陵(標高300mほど)のせいか、山の雰囲気を楽しみながらも、下のほうからスポーツする声や車の音が聞こえたりして、1人でも気楽に歩ける。


↓この後、平群駅で下車、所用を済ませても、夜の約束までたっぷりの時間があるので、周辺をウロウロ…




←道の駅で休憩











まだまだ時間はあるので、ブラブラと歩き始め…結局、そのまま王寺駅まで行って行ってしまった~♪




この日、はからずも、4つの町をななめ歩き。
道々で撮ったマンホールのふた↓。それぞれの町の特徴を表していておもしろい!



長らくのおつきあい、ありがとうございました。
お疲れさまでした~

Posted on 2012/08/09 Thu. 09:26 [edit]

category: 生駒市

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09

矢田丘陵遊歩道 

11月3日、生駒市内の書店に納品に行ったときのこと。

こんな標識が目についた。
矢田丘陵遊歩道。展望広場とある。

矢印の示す先を見ると、マンションとマンションの間に、石段が続いている。



登り道を見ると行かずにはいられない性癖、そして展望広場という魅力的な名前。もう見過ごすわけにはいかない。

生駒山や眼下に広がる眺望を想像しながら、石段を登り始めた。
勾配のきつい石段をどんどん登ってゆく。


石段が途切れたあたりの標識。


←こんな標識も。

展望広場はどこ?
と思いながら、しばらく歩いていくと、今度は下り坂となる。
ん? と思った頃に広場が現れて、どうやらここが目指していた場所らしい。




肝心の展望はというと。

生駒山を望む景観。

ううむ。やや、期待はずれ(期待しすぎ?)

展望広場で食事をしていたカップルは、下の阪奈道路あたりに車を止めて上がってきたという。

その後、出会った家族連れは、秋を探す散策をしてきたとのこと(いいなっ♪)。
子どもたちがその収穫を見せてくれた。

キノコの下にどんぐり。女の子が持っているのはまつぼっくり。

どうやらワタクシ、生駒フィールドミュージアムの矢田丘陵エリアをちょこっと歩いただけのようである。

もっと見晴らしのいい所もあるらしい。
改めて探索せねば。

Posted on 2010/11/10 Wed. 07:12 [edit]

category: 生駒市

TB: --    CM: 4

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