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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

御所工業団地から見る金剛・葛城の雄姿 

昨年5月、近鉄五位堂駅(香芝市)あたりをウロウロ歩いていたとき、屋根越しに二上山の雄岳がまるで秀麗な一峰のように見える地点があり、道だと思って突き進んで行ったら行き止まり。というか、私有地に迷い込んでしまったようでm(__)m

2205本社2

そこに、歴史を感じさせる重厚なたたずまいのお家があって見とれてしまったのだった。

2205本社


それからだいぶ後に、かつて鋳物産業で栄えた五位堂で、今も唯一操業している津田家だと知ることに。

二上山北東麓の下田、五位堂の鋳物の歴史は、なんと大仏さんの鋳造までさかのぼるのだ。各地の梵鐘などもほとんどがこの地の鋳物師によってつくられていることがわかっている。

現在は五位堂工業株式会社として、主に工業製品をつくられているのだが、最近、家庭用品などにもチャレンジしようとされているのを知って取材を申し込んだ。


五位堂へお伺いすればよろしいですかと、確認してみたところ、
申し訳ありません。お越しいただく場所でございますが、2010年に香芝市五位堂から御所市の工業団地に工場移転をさせていただいております。
本社としては五位堂のままなのですが、ほとんどの機能は御所に移管しているため可能であれば御所市にお越しいただきたいのですがよろしいでしょうか? お手数をお掛け致しますが何卒宜しくお願い申し上げます。


と、社長さんからの丁寧なお返事。

3月7日、取材当日、御所駅から新宮行きバスに乗って小殿下車。御所工業団地の会社へは急坂を上っていく。

230307御所工業団地


殺風景な場所だろうと思っていたら、金剛・葛城の雄姿をのぞむロケーションに目を奪われてしまった。

230307金剛葛城

230307金剛葛城2

お山へ登るのは無理だとしても、久しぶりに葛城古道を歩いてみたい気持ちがむらむら(笑)

けれども、そうやった、午後からも『かぎろひの大和路』の取材をできるだけしなければということに思い至り、香芝へ。この日の目的の取材はほぼ終えることができたので、現地取材はあと、1回か2回、か3回。今月中に終わらせたいのだけれど、予定が入りすぎ(;^_^A

今日は、Yさんの番外編に参加して、真田丸の地を歩いてきまーす。

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Posted on 2023/03/09 Thu. 07:47 [edit]

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池田源太先生の思い出 

『古文化随考』について触れたので(⇒)、著者の池田源太先生について、ワタクシの知る範囲のことを記しておきたい。

池田源太先生⇒


奈良の出版社に勤めていた頃(かれこれ40年前)、源太先生は月刊誌に「古文化ノート」をシリーズ掲載されていた。
池田先生って、他にもいらっしゃったので(末則先生とか)、いつもフルネームか源太先生とお呼びしていたように思う。

コナベ古墳そばのご自宅に原稿をいただきに上がったこともあるが、ほとんどは先生ご自身が編集室まで足を運ばれた。それも、締切日きっかりその日。それより早かったことも遅かったこともない。ワタクシ先生のファンだったので、今日は来られる日やなと毎月楽しみにしていた。

ひょうひょうとした姿が思い出される。
調べてみると、先生は明治32年(1899)のお生まれだから、あの頃、80歳を過ぎていたようだ。
誠実で穏やかな雰囲気がお顔にも挙措にも漂っていた。

初めてお会いしたとき、ワタクシの名前を聞いて「九州系ですね」とおっしゃったのも記憶に残っている。


突然、社を辞めようとしたとき、それを知った源太先生は喫茶店に誘ってくださった。
先生は、辞める理由など聞かずに、「次の勤務先が決まっていないのなら、知り合いに社長さんが何人もいるから、頼むことはできる」とおっしゃってくださったのだった。いつも物静かで学究的な源太先生が心配してくれていることに驚き、感謝感激したのはいうまでもない。

確かに、路頭に迷う身ではあったが、丁重にお断りすることに。
というのも、近い将来、奈良で雑誌を発行したいという夢をもっていたので、ここで会社に入ってしまうと、動けなくなるでしょ。先生も理解してくださったのだった。

そうして、豊住書店さんでアルバイトをするという流れに(笑)。もしかしたら、源太先生からもおじいちゃん(先代の豊住書店店主、謹一さん)に頼んでくださったのかもしれない。


その数年後、ようやく自分たちで発行した小冊子に、源太先生、登場(1984)。

220526奈良を創る
↑右の写真は小林道夫氏、文章は龍センセ、左の写真はワタクシが担当


当時、先生は若い研究者たちにご自宅を開放されていて、多くのお弟子さんをもっていらっしゃった。「歴史は人間学」という西田直二郎先生(京都大学)から受け継いだ源太先生の研究は今、孫弟子、孫孫弟子さん? へと流れているのだろう。

池田源太先生は27年前に96歳で天寿を全うされたようである。
図書館で、奈良県史や市町村史などでそのお名前に出あうことも多い。

Posted on 2022/05/27 Fri. 05:59 [edit]

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高取の発掘情報最前線2022 

「かぎろひ歴史探訪」でもたいへんお世話になっている、高取町にお住まいの「大和の和尚」さんから情報をいただきました。

高取の考古学2022_表-(2)

「高取の考古学Ⅴ」
テーマは「高取の発掘調査最前線2022」

◎文化財速報展
◆日  時:令和4年3月12日(土)~21日(月・祝)
        9時~17時 期間中無休
        (3月31日までは平日の時間内は見学可)
◆展示場所:高取町歴史研修センター 高市郡高取町田井庄98
        近鉄吉野線 市尾駅下車徒歩10分
        駐車場普通車10台  入場無料
◆展示内容:佐田タカヤマ遺跡・・・須恵器・鉄釘・土玉・烽火台模型 ほか
        清水谷遺跡・・・須恵器・土師器・瓦質土器・馬歯 ほか
        越智遺跡・・・須恵器・土師器墨書土器 ほか

◎文化財講演会
◆日  時:令和4年3月12日(土) 13時~
◆講演場所:高取町リベルテホール 高市郡高取町観覚寺1023
        近鉄吉野線 壺阪山駅下車徒歩5分
        駐車場普通車100台  入場無料・定員先着50名
◆講演内容:飛鳥の烽火台と最古級のため池
        記念講演「飛鳥の烽火台群の再検討」
             奈良大学准教授 相原嘉之氏
        調査報告 高取町教育委員会 木場幸弘
   
◎問合せ先:高取町歴史研修センター 電話:0744-52-4637

高取の考古学2022_裏-(2)

Posted on 2022/02/26 Sat. 19:52 [edit]

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「先祖になる」上映とお話 

「奈良きたまち」は最近とみに動きが活発で目が離せません。

元気印の友人知人の顔が浮かぶ、ワタクシにとっても親近感いっぱいのまち。「がんばってるなあ」と思うだけで、元気をもらっています。

きたる12月1日(日)、「奈良きたまちweek2013」実行委員会主催による、映画の自主上映とお話の会があります。

senzoninaru.jpg


映画「先祖になる」上映と森本公穣師(東大寺僧侶)のお話

■日時 2013年12月1日(日) 開場 13時  開演 13時30分

■場所 奈良市立鼓阪小学校 講堂(奈良市雑司町97/東大寺転害門の東側)

■チケット:前売1,000円、当日1,200円、中学生以下500円


陸前高田市。大津波で家を流され、息子をなくし、それでもそこで暮らし続ける一人の男性を追った作品だそうです。絶望のなかで、決意したこととは!? 

土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末をおもう彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。(公式サイトより)

詳しいストーリーはこちらで。

上映までのいきさつについては、奈良倶楽部さんが書いていらっしゃいます。→こちら

奈良きたまちweek2013→こちら


あの大震災からまもなく3年、忘れているわけではないけれど、日々の多忙にまぎれて、つい遠のいてしまう後ろめたさ。
せめて、この映画を観て現地に思いをいたし、支援を続けられている方の貴重なお話を聞きたいものです。

チケットは下記で販売されています。
・さくらバーガー       電話0742-31-3813 東向北町6
・小さなホテル奈良倶楽部   電話0742-22-3450 北御門町21
・フルコト          電話0742-26-3755 東包永町61-2 
・文化創造アルカ       電話0742-22-9080 東笹鉾町32


お問い合わせは下記へ。
奈良きたまちweek2013実行委員会  
メール info@kitamachiweek.com  電話 0742-22-9080 
FAX 0742-22-9081
上映会の収益の一部は東日本大震災の義援金として寄付されます。


映画とは別に、ワタクシがもうひとつ興味をひかれるのは

12.4.29鼓阪小学校


会場となる鼓阪(つざか)小学校(↑2012.4.29撮影)。

転害門の東、このあたりは奈良八重桜がたくさん植えられていることもあり、晩春カメラを持ってウロウロするのもワタクシの楽しみのひとつ。
大寺院と見まがうような校舎を見るにつけ、これほど重厚な瓦屋根の小学校って、全国的に見ても少ないのではと、ため息まじりに思います。
こんな小学校に通えるなんて君たち、シアワセやで~、と思わずつぶやいたり。

どうやら、開校140周年の歴史ある小学校のよう。→こちら
きっと、内部も重厚なんでしょうね、と検索をかけたら、写真が見つかりましたよ。→やまと建築詩

うわっ、想像どおり素敵! こんな講堂で映画が観られるなんて、これも貴重な機会ですゾ。

Posted on 2013/11/22 Fri. 07:42 [edit]

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シリーズ「入江泰吉」 

NPO法人「文化創造アルカ」を立ち上げ、精力的にがんばっていらっしゃる理事長の倉橋みどりさんから案内が届きました。


奈良の特に近現代についての歴史を整理し、発信し、伝達する活動をしているNPO法人「文化創造アルカ」では、昨年12月以来、毎月1回の講演会とシンポジウム、地域をつなげる活動を重ねてまいりました。

このたび、シリーズ「入江泰吉」と題し、入江先生の仕事や思いについて学ぶ講演会全4回を企画しました(詳細は下記)。

第1回は「写真家・入江泰吉」というタイトルで、入江先生と奈良との出会いをはじめ、奈良での日々と作品を概観します。来年度に入江先生旧居の公開をひかえ、いま、改めて学び直したい「入江泰吉先生のまなざし」について、整理しながら発信したいと考えております。…


第1回 「写真家・入江泰吉」

と  き: 2013年7月27日(土)13時半~15時半
場 所: 入江泰吉記念奈良市写真美術館・ろくさろん(高畑町)
内 容: 特別展観覧(解説付き)、ミニレクチャー
参加費: ひとり1800円(入館料・喫茶代含)
※先着30人

写真美術館(2011.10.1撮影)




以降は

第2回 「入江泰吉の仏像写真」 9月28日(土)

第3回 「編集者が語る入江泰吉」 11月下旬

第4回 「土門拳と入江泰吉」 来年1月下旬

以上のようになっています。

シリーズで、入江泰吉に迫るこのような講演会は初めてではないでしょうか。
期待大ですね。

お問い合わせ、お申し込みは
文化創造アルカ→こちら

入江泰吉氏には、一度だけお目にかかったことがあるのですが、よろしければその時の記事を→こちら


Posted on 2013/07/20 Sat. 09:05 [edit]

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